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【2日目_03】 フランスへもイタリアへも

はじめに)  前準備 : 1 ・ 2 ・ 3   0日目 : 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4
1日目 : 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4  2日目 : 1 ・ 2

■道路はあたかも国境で

○翼よ、あれがパリの灯だ

ストリップに面したホテルはそれぞれテーマを有するとは、前回書いた通り。
たとえば私達が泊まるベラージオは、イタリアのリゾート地がモチーフです。
それではイタリアのお隣と言えば? 答えはもちろんフランスですよね!
そしてベラージオの大通りを挟んだ向かいにあるのはParisというホテル。

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これ見よがしに建っているのは明らかに凱旋門。ここは確実にパリですね。
と言うわけで、見ての通りこのホテルのモチーフになっているのはフランス。
道路を一つ渡るだけで、イタリアからフランスに行けちゃうスケール感たるや。
ホテルの建物や装飾品も、いかにもなフランスっぽさを漂わせていました。

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パリと言えばやっぱりこちら、凱旋門よりずっと高いエッフェル塔も建ってます。
飾られた国旗の中央がアメリカ国旗なのもご愛嬌、立派すぎるランドマークです。
エッフェル塔の最上部は展望台になっており、ストリップを一望できるとのこと。
有料チケットが必要なのと、他で高い所に登ったのとで、私達は行ってません。
街並みだけでなく、ベラージオの噴水ショーを見るにも絶好のポイントのようです。

○DEUCEに乗ってイタリアへ戻ろう

道路を渡ってParis側へ来たのは、目的地がある北へ向かうバスに乗るためです。
アメリカは左ハンドルなので、日本とは何かと道路の感じが逆になっています。

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近くの歩道橋の上から、南向きに一枚。左にParis・右にベラージオがあります。
こうして見ると、エッフェル塔が本当に高いことがよくわかるかなと思います。
この写真に写っていないParisの本館も、道路の幅も、とにかく大きかったです。
何でもでっかく派手にやっちゃえ、って感じがよく伝わるストリップの街並み。

閑話休題。Parisだけなく大きなホテルの前には、バス停が設置されています。
道路の反対側ベラージオの前にも、南向きに走るバスのバス停があります。
ホテル間の移動にバスを使うレベルで、一軒あたりが大きいってことですね。

ストリップの大通りを南北へ走るバスは、「DEUCE」と「SDX」の二種類です。
DEUCEは全てのバス停に停まる二階建てバスで、大体15分に1本の間隔。
SDXは停留所が少ない快速バスで二連結車両、これまた15分に1本です。
チケットは共通になっていて、1回券(と言いつつ、2時間は乗り放題)は6ドル。
1日乗り放題券が8ドルなので、複数回乗るなら1日乗り放題券がいいですね。
停留所もDEUCEとSDXで概ね共通、一部SDXが停まらない停留所があるくらい。
チケット売り場がある停留所では、案の定クレジットカードでも決済ができます。
券売機・運転手問わず、現金での購入時はお釣りがもらえないので要注意!

Paris前は全てのバスが停まりますが、目的地はDEUCEだけなのを確認済み。
やって来たDEUCEに乗り、前の人に習って乗車時にチケットを機械へ通します。
2つ先のバス停までの短い旅ですが、バスも道路も混雑していて大変でした。
10分以上かかってようやく目的地……もう一つのイタリアへと辿り着きました。

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■ゴンドラ揺れる水の都

○よりわかりやすく、よりイタリアらしく

こちらのホテルは「Venetian」、その名の通りイタリア・ベネチアがモチーフ。
ベラージオと比べると、よりいっそうイタリアっぽさが際立つ雰囲気です。
このホテル内にある「Grand Canal Shoppes」というショッピングモールが、
買い物だけでなく観光名所としても楽しめそうで、今回足を伸ばしてみました。

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ホテルの周辺もイタリアらしさを思わせるような美麗なデザインが多く見られ、
綺麗だな、と思うと同時に、大きいな、とやっぱり感じずにはいられません。
柱一つ、噴水一つ、看板一つ、何であろうと横に立つ人間の小ささたるや。
デンバーでは街並みに日常と趣きを感じながらの非日常の体感でしたが、
ラスベガスはただ街を歩くこと自体、テーマパーク同等の観光になってます。
砂漠の真ん中に娯楽都市を作るというのは、そういうことなのかもしれません。

○街の中にある街

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ホテルの中には、天窓から光差し込み滝が流れる明るく華やかな空間が……
広がるばかりで終わらないのが、ラスベガスのスケールの大きさなんですよね。

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仄暗い青空の下、ロマンチックな街灯の明かりに照らされ浮かび上がる建物。
曇ることのない人工の空に覆われた、運河の街ベネチアがそこにありました。
これらの建物には高級ブランド店も多く、豪華絢爛なショーウィンドーが並びます。
街角にはゴンドリエのカンツォーネが響き渡り、聴覚にも彩りを与えてくれました。

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「えっ、なんで!?」「これは高級スイーツ認定なんですかねえ……」
私でも知ってるブランドや知らないけど高そうなお店と同列に並ぶ見知った顔。
上手く言葉にできない不思議な感情が、私達の胸にじんわりと広がりました。
「ラスベガス土産になるかな」「いかんでしょ」

○どんぶらこどんぶらこ

せっかく来たからには、買い物には興味が無くてもこの場をしっかり満喫したい。
そんなわけで体験しましたゴンドラライド、なかなかお高く一人あたり29ドル也。
ゴンドラはシェアライド形式で、一つのゴンドラにつき4人が同時に乗ります。
「せっかくだからダーリンと二人きりで乗りたいよぉ!」って人にも対応可能で、
116ドル払うことで一つのゴンドラを貸しきるプライベートゴンドラになります。
……私達? コスパ厨にシェアゴンドラ以外の選択肢があると思いましたか?
ちなみに他のカップルの方々は、結構プライベートゴンドラを利用してました。

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窓口で乗船手続きを済ませると、チケットの他に青いバラの花を渡されます。
一応検札もありますが、実質この花が乗船証明のような役割を果たしました。
正真正銘の生花で、短時間の持ち運びができるような加工がされています。
風情のある計らいだと感じましたが、後でやむなく処分する時に少ししょんぼり。
ホテルで押し花できるような準備が整っていればよかったんですけどね……。

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少々の待ち時間を経て、他のアメリカ人カップルと一緒にゴンドラに乗りました。
ゴンドラライドは館内でも注目の的で、たびたび手を振られたり振り返したり。
漕ぎ手であるゴンドリエは女性で、高らかにサンタルチアを歌ってくれました。
船旅はおよそ20分くらいのものですが、ゆったりとした時間が妙に心地良い。
きっと船の揺れやゆっくりとした進み具合が、身体にも伝わっていたのかな。

乗船時に数枚写真を撮られるのですが、それが有料なのも情報収集済みです。
そして情報収集をする過程で、やろうと心に決めていたことが一つありました。
「あの、よろしければお写真撮りましょうか?(拙い英語)」
ゴンドラで自撮りを試みていた対面に座るカップルに、私から声をかけました。
「わあ、ありがとう!」
日本と同様に、スマホを預かり何枚か写真を撮って確認してもらいます。
「どうもありがとう、今度は僕がそちらの写真を撮るよ!」
偶蹄目と並んでポーズを撮り、同じように数枚写真を撮ってもらいました。

写真を買わない場合、自分達で撮影しないと乗船中の写真が残りません。
でもせっかく撮るのなら、自撮りだけでなくこういう交流もしたいな……って。
目的がはっきりしているから、言葉も多少たどたどしくてもちゃんと伝わりました。
相手にも喜んでもらえたし、私も写真と一緒に想い出が一つ残せて嬉しいです。

こうしてゴンドラで館内を一回りして、Venetianでの目標は達成できました。
気温30度を超える本物の青空の下で、次なる目的地へ向けて歩き出します。
[ 2016/10/07 00:03 ] 2016年アメリカ旅行 | TB(0) | CM(0)

【2日目_02】 いつか見た憧れの場所

はじめに)  前準備 : 1 ・ 2 ・ 3   0日目 : 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4
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■娯楽都市の玄関・マッカラン国際空港

○空港さえもエンタメスポット

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ついにラスベガスに到着した私達は、意気揚々と足早に飛行機を降りました。
到着ロビーでお約束のように私達を出迎えたのは、スロットマシンの数々。
話には聞いていましたが、1台2台並んでいるとかそういうレベルではなく。
空港内の至る所に、いくつものスロットマシンコーナーが待ち構えていました。

マッカラン国際空港も、デンバー国際空港も、複数の大きなターミナルを有し、
ターミナル間の移動に「トラム」と呼ばれる空港内鉄道を利用するほどの広さ。
特にマッカラン国際空港は、利用者や発着する飛行機が多いことを示すように、
預け入れ手荷物を受け取る「Baggage Claim」も30を超えるレーンが並びます。

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私達も預けた荷物の受け取りのため、トラムで移動してからさらに歩くことしばし。
目的のBaggage Claimの近くにも、やはりスロットマシンが並んでいて内心苦笑い。
道中はブランド品や食べ物などのお店も多く軒を連ね、賑やかな雰囲気でした。
広告も大きく派手で目を引くものが多く、華やかな空間に現実感が奪われます。
外に出るまでもなく空港の中から既に、この街の輝きが満ちているようでした。

○本当は使いたかったUBER

空港からストリップへ向かう手段として、一般的なのはタクシーかシャトルバス。
当初はシャトルバスを使う予定でしたが、直前にラスベガス大全でUBERの記事。
UBERとは乗り合いの個人タクシーのようなもので、アプリからすぐ呼び出せます。
料金も明瞭でチップも不要、シャトルバスに二人で乗るのと大差ないのも魅力。
そこで日本にいる間に、偶蹄目の携帯にUBERのアプリを入れて設定しました。

早速UBER乗り場へ向かい、アプリを立ち上げ呼び出しをかけようとしたのですが。
「また認証コード要求されてる……SMSで送るって書いてあるけど……」
想定していなかったトラブル、そして残念ながら私達にはすぐ対処できない内容。
なぜなら今回の旅行、「携帯の通話をしない」ことが前提の通信環境だからです。

私達はモバイルwi-fiを借りていますが、ネット回線ではSMSを受信できません。
加えて、携帯キャリアでの海外通話・通信の設定を全く行っていませんでした。
機内モードを解除して何らかの通信を行った際の料金、全く見当がつきません。
そもそも何の設定も無しに、海外で通話用の電波を拾えるのかもわかりません。
その場でネットで調べたり、腹を括って電波を拾おうとしたり、挑戦はしましたが、
結局上手くSMSを受信できず、UBERを諦めシャトルバスに行程を変更することに。

海外旅行での落とし穴。通話不可の状態はSMSの送受信もできない点に留意。
また、UBERのアプリの設定・認証コード入力まで日本で済ませていたとしても、
利用の直前に再度認証コード入力を要求されるため、SMS環境は必須です。
これはUBERだけでなく、同様のサービスであるLyftのアプリでも避けられません。

○シャトルバスに乗って

シャトルバスの利用は、チケット売り場で目的地のホテルを指定して手続き完了。
あとは乗り場で再度担当者に目的地を告げ、バスが到着するのを待つばかりです。
……この待ち時間が意外と長かったですが、事前に覚悟はしてたので許容範囲。
どの会社のシャトルバスも、近くのホテルの客をまとめた乗り合いバスなのです。
目的地によって乗るバスも変わるし、人の集まり方でバスの優先順位も変わる。
タクシーに比べて料金は安いですが、時間が読みにくいのをどうとらえるかですね。

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もっとも、乗り合いバスの仕組みは悪いことばかりではないと考えています。
華やかなホテルが建ち並ぶストリップ、他のホテルも間近に眺める良い機会。
私達の乗ったバスは、私達が泊まるホテルの前にMGMグランドへ寄りました。
絶対に見ておきたかったライオン像を、しっかりカメラに収められてご満悦です。


■絢爛なりしストリップ

○2・3泊目:Bellagio

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MGMグランドだけでなく、ストリップには数多の豪華ホテルが建ち並びます。
ホテル毎にテーマを有していることも多く、眺めていても楽しい街並みです。
その中でも特に私のラスベガスのイメージに多大な影響を与えたホテル……
いつか偶蹄目と一緒に見た『オーシャンズ11』の舞台となったBellagioです。

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ロビーの天井にはガラスの花が咲き乱れ、すぐ奥にはカジノも見えます。
ホテルに入って早々に、浮世離れした煌めく世界に目が眩みそうでした。
そこはまさに別天地であり、私達はきっと映画の一場面に立っていて。
そんな風に錯覚してしまいそうなくらい、胸が激しくときめくのを感じました。
「絶対に泊まりたい」という二つの気持ちがすぐに重なって本当に良かった。

○早めのチェックインには挑戦価値あり!

ホテルに到着した時点で10時半を過ぎたくらいで、チェックインは3時から。
ただ、事前情報として荷物だけは先に預かってもらえると調べていたので、
緊張しつつも臆することなく、二人でチェックインカウンターへ向かいました。
時々言葉に悩みつつも、丁寧な接客のおかげもあってすんなり進む手続き。
対応してくれた女性スタッフも、たびたび日本語の単語を織り交ぜてくれたり。
有名ホテルなだけあって、日本人利用客も多いだろうことが伺い知れました。

チェックアウトが11時ということもあり、宿泊する部屋は決まりませんでしたが、
決まり次第入れるように、先に決定前ルームキーを受け取ることができました。
そして決まり次第部屋番号を連絡するとのこと、大変ありがたいサービスです。
「お伝えするための電話番号は予約時のものでよろしいですか」
「それで大丈夫で……」「いや、ダメだから! 電話使えないから!」
あー、って顔をした偶蹄目が、今は電話を受けられない旨を伝えてくれました。
本日2度目となる「まさか通話環境も必要になるとはなあ……」の瞬間でした。

「でしたらメールでお伝えします、アドレスは予約時のものでよろしいですか」
「それで大丈夫で……」「いや、ダメだから! それ自宅PCのメアドでしょ!」
あー、って顔をした偶蹄目が、携帯のメアドを紙に書いて渡して手続き完了。
なお、事の顛末を記しておくと、部屋番号決定のメールは届きませんでした。
チェックアウト日の確認メールは届いたから、変更は反映されてたようですが。
18時頃改めてチェックインカウンターに行ってようやく部屋番号を知りました。
連絡不備だったのかせっついたから部屋決まったのかはわからずじまいです。
もし電話が使えていたら、もっと早く部屋番号を聞けたのかもしれませんね。

私のツッコミは日本語ですが、一応スタッフの話はぼんやり理解してました。
だからこそすぐ反応できたわけで、後で偶蹄目にちみっと褒めてもらいました。
役に立てた喜びと、お互いに心強さを感じてたことを垣間見られた愛しさと。
私も不安なことはたくさんあるけれど、それは偶蹄目も同じなんだよなって。
引き続き偶蹄目の支えでありたいなと、気持ちを新たにできた機会でした。

○チップは忘れずに

仮チェックインの手続き完了後、ホテルの外の出入口そばでキョロキョロ。
すぐに荷物の預け入れ場所がわかり、カート2つを預けることができました。
預けた荷物は部屋からの内線電話で引き換えタグの番号を伝えるだけで、
部屋まで届けてもらえる仕組みでした。預け時・受け取り時両方でチップ!

今まで全く触れてませんが、既に何度もチップを渡す経験をしていました。
アメリカに来るまでは、きちんとできるか戸惑いと不安が大きかったですが、
かえって現地に来てからの方が、周囲の様子を探ったりしつつ、理解が早い。
終わって帰ってきてみれば、「習うより慣れろ」の典型だったような印象です。

すっかり身軽になったところで、早速ラスベガスの街歩きが始まります。
[ 2016/10/06 01:37 ] 2016年アメリカ旅行 | TB(0) | CM(0)

【2日目_01】 いざ新たな地へと

はじめに)  前準備 : 1 ・ 2 ・ 3   0日目 : 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4
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■早朝のデンバー国際空港にて

○行動開始は離陸2時間前

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藍色の闇と真っ赤な朝焼けが高速道路を境界にせめぎあう、少し肌寒い朝6時。
私達はホテルをチェックアウトし、目の前のデンバー国際空港へと向かいました。
目的地はラスベガス、朝8時発の便に乗り、朝9時に到着という約2時間の旅です。
……計算が合いませんね。お察しの通り、デンバーとラスベガスには1時間の時差。
簡単に現地時間に合わせられるiPhone様に、旅の間は大変お世話になりました。

アメリカは国内線の利用であっても、搭乗前の手続きに何かと時間がかかるため、
出発の1時間半前には空港に着いているのが望ましいと、事前に確認していました。
ましてや言語の壁がある異国の地、念には念をと早めの行動を心がけています。
これが日本での国内線の利用であれば、ひどい時には出発の40分前着ですね。

○余裕があるならトラブってもいいじゃない(震え声)

最初にすべきは搭乗前のチェックイン、まずは軽くジャブのように空港内で迷子。
スマホでネットできる環境のおかげで、カウンターは一つ上の階にあると把握。
空港内での上下移動ができる場所が地味にわかりづらく、それが敗因でした。
困った時は落ち着いて、その場で得られる情報を拾えるだけ拾うのが大切です。

いざチェックインカウンターに着いたところ、既に多くの人で混みあっている状態。
チェックインは専用の端末を使って、当然のようにセルフで行うシステムでした。
端末の指示に従い偶蹄目がパスポートを読み込ませ、チェックインを進めます。
ところが最後、「係員を呼んでください」のエラー表示で手続きが終わりません。
偶蹄目のエラーを受けて、私は私で自分のパスポートでチェックインを進めると、
私の分だけ搭乗券が印刷されてチェックインが完了してしまい、何がなんだか。
再度偶蹄目が最初から手続きを進めても、結局最後はエラーになって終わり。
近くの職員に声をかけようとするも、他のお客の対応等で上手く来てもらえない。
……これは困った。困ったから、少し落ち着いて、離れた席に腰を下ろしました。

ふとさらに奥を見ると、私達が優先チェックインできそうな窓口があるのを発見。
お約束となったスターアライアンスゴールド、ここでも活かせそうな気配がします。
窓口の職員に会員証を見せると、窓口前の端末で操作するよう促されました。
そこでもやっぱりエラー表示、しかし目の前には私達の対応にあたっている職員。
すぐに職員用の端末を叩き始め、偶蹄目とやり取りしながら手続きが進みます。
そしてついに、偶蹄目のチェックインも完了し、無事に搭乗券も発見されました。

原因ははっきりとはわかりませんが、一番最初に偶蹄目が端末を使っていた時に、
何らかの操作・選択を誤り、私との連携が切れてしまったから……の気がします。
実際これ以降私の搭乗券は、席こそ予約と同じですが、搭乗グループが4番に。
偶蹄目は引き続き2番のままだったので、おそらくは……という二人の暫定結論。
率直に言って、優先窓口だったからこそ、丁寧に対応してもらえたと考えてます。
一般窓口でも最終的には同様の処理をしてもらえたのだろうとも思っていますが、
つきっきりで対応してもらえたことで、私達は本当に大きな安心感を得られました。
快適なラウンジに優るとも劣らない、恩恵のありがたみを噛み締める出来事でした。

○「TMR HOT LIMIT」でgoogle画像検索

チェックインが終わった後は一つ下の階に戻り、セキュリティチェックを受けます。
既に長蛇の列でしたが、早めの行動とトラブルの早期解決が救いになりました。
(んー、ひょっとしてなんだけど、私達こっちの列に並べるんじゃないかな……?)
そこには「Premium Passengers Lane」の表記があり、列がほとんどありません。
しかしお馴染みのマークは記載がなく、余裕もあった私達は通常列に並びました。
……やはり私達も優先レーンに入れたということは、次の搭乗機会に知った事実。

列の出口ではパスポートと航空券を確認され、次は手荷物検査とボディチェック。
「みんな靴脱いでる」「うわ、厳しいんだね」
偶蹄目の気付きの後、私達もいそいそと靴を脱いでカバンと一緒に検査トレーへ。
そして一人ずつ円筒形のボディチェックの機会に入り、ポーズをとってしばし静止。
両足を開いて立ち、両手を頭の上で重ねるこのポーズ、強いデジャブを感じました。
わずか数秒でスキャン装置と思しき機械が円筒を一回り、ボディチェック終了です。

さて、生足魅惑のるぅぴんは、思いがけずこのボディチェックに引っかかりました。
国際線機内の記事でも軽く触れましたが、私の左足は生まれつき少し悪いです。
機能障害こそほぼありませんが、見た目には明らかにおかしいのが一目瞭然。
ボディチェックで引っかかったのも見事に左足、精度の高さにむしろ感心しました。
女性職員がロングスカート越しの生足に触れて、問題無しが確認されたようです。

○ラウンジで無料朝食を

全ての手続きが完了し、あとは搭乗を待つばかりとなったのが、朝7時くらいでした。
スムーズに事が運んだことに安堵しつつ、待ち時間を解消すべくラウンジへ直行。
スターアライアンスゴールドで入場が可能な、ユナイテッドクラブを利用してきました。

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アメリカでも無料で飲食の提供がありましたが、種類はやや少なめだった印象。
いや、私好みの食べ物があまりなかった……っていうのが正解かもしれません。
謎のおかゆ状の物体や、シリアル・グラノーラには、食指が動かなかったです。
チョコマーブルパンは素直に美味しかったですが、マフィンは甘くて重くて一苦労。
甘い物は大歓迎ですけれど、さすがに朝からこれはちょいと重すぎた気がします。
メロンは青肉より赤肉の方がお気に入りでした。青肉は植物っぽい風味が苦手。
写真には残っていませんが、ヨーグルトもそれだけで美味しく食べられました。


■機内から見る初めての景色

○窓側席好きがようやく座る指定席

デンバー・ラスベガス間の所要時間は、先程も書いた通りおよそ2時間です。
この程度なら日本での国内線と大差無く、私達はいつも通り窓側を選びました。
もちろん窓側席は偶蹄目、私はその隣……3つ並びのシートの真ん中です。
ここでもエコノミープラスはビジネスクラスのすぐ後ろ、機体の前方寄りの配置。
私の搭乗グループは4番になりましたが、運良く通路側の人より先に座れました。
国際線では見ることのできなかった景色に思いを巡らせ、離陸の瞬間を待ちます。

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A Lineの車窓から見た通り、空港の周辺は荒涼とした大地がただ広がるばかり。
ここが高度1600メートルの土地だとは信じられないくらいに広大な平原でした。
しばし飛べばすぐ人の営みが感じられますが、今度は山の気配が近付いてきます。
コロラド州を貫くロッキー山脈。高地からさらなる高みへ、窓から目が離せません。

○大自然から大歓楽街へ

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緑の山、土の山、光と陰、霞む地平、一繋がりの山脈は目まぐるしく表情を変えます。
眼下に広がる風景は、私達を飽きさせないばかりか、そのスケールに圧倒され続けて。
ただただ、時に息を飲み、時に感嘆の息を吐き、流れていく景色に見とれていました。

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人間の気配なんてとうに消え失せ、理解の範疇を超えた構造の大地が連なります。
何をどうすればこんな土地になるのか、私にも偶蹄目にも全く想像がつきませんでした。
微かに見える川の名残に思いを馳せ、風化した荒地に自然と時間の雄大さを感じ、
そうして飛行機は砂漠のど真ん中に贅を尽くした娯楽都市・ラスベガスへ到着しました。

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何度となく地図を見ていたから、初めての場所なのに遠くの景色をよく理解できました。
北端に見えるストラトスフィア、少し離れて南に広がる超大型ホテル街「ストリップ」。
想像が現実へと変わる瞬間。私達の想像を超えたラスベガス旅行はこれから始まります。
[ 2016/10/05 00:38 ] 2016年アメリカ旅行 | TB(0) | CM(0)

【1日目_04】 PUZZAH ! 『KAZAM !』

はじめに)  前準備 : 1 ・ 2 ・ 3   0日目 : 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4
1日目 : 1 ・ 2 ・ 3

■概要

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PUZZAH ! (公式サイト・英語のみ)

アメリカ(デンバー)の脱出ゲーム「PUZZAH!」に挑戦してきた!【寄稿レポート】
 (謎解きレポートサイト『なぞまっぷ』に偶蹄目が寄稿した記事です)

KAZAM ! 公演情報
 ・開催日程 : 日~木 1日8回  金・土 1日9回
 ・チケット価格 : 日~金 一人25ドル  土・祝日 一人29ドル
 ・チーム編成 : 任意の2~5名での一公演貸切
 ・ゲーム構成 : なぞともカフェのような小部屋内完結型
 ・制限時間 : 60分


■英語で謎解きを遊びたい!

○敷居の低さが決め手となったデンバーでのメインイベント

今回の海外旅行において、デンバーを経由地に決めた大きな理由の一つであり、
どうしても私達が挑戦してみたかったこと、それが「英語圏での謎解き」でした。
前準備でも触れましたが、正直私は最初あまり乗り気ではありませんでした。
絶対に避けられない「言語の壁」、謎解きでは大きすぎる障壁だと考えたからです。
しかしよく調べるうちに、PUZZAH !が一公演を申込チームで貸しきれることを知り、
成功者が多そうな様子から難度は高くないと推測でき、やっと前向きになれました。

チケット予約は公式サイトで時間を確認しながらクレジットカードで決済できるため、
予約さえ完了してしまえば、当日は現地でも全く問題無く手続きを進められました。
また、会場もUnion Stationから徒歩10分弱、16番街からわかりやすく移動でき、
近くには「ラリマー・スクエア」という、雰囲気が良くて素敵な街並みの商業地区も。
景観を楽しみつつ比較的安心して歩ける、観光客に打って付けのロケーションです。

○ぶっちゃけ英語力ってどれくらい必要なの?

結果から先に言えば、私達は二人だけでKAZAM !のクリアに成功しています。
それなら私達は英語が堪能なのかと問われると、答えは「NO」になると思います。
それでもPUZZAH !は十分に楽しめ、私は他の日本人にもぜひ遊んでほしいです。
だから恥ずかしながら、ここで私達二人の英語力を率直に書き記すことにしました。
今後現地で謎解きをしたいと考える人達の一つの指針になりましたら幸いです。

るぅぴん:クソザコナメクジ聞く・話す能力はやや残念なレベル。読み書きはそれなり。
センター試験の英語は8割強、文系大学の必修レベルでの英語も受講したはず。
9年前に受けたTOEICはわずか505点……やっぱりクソザコナメクジじゃないか!
とは言え、ゲームの英文説明書からルールを理解できる程度には昔の貯金有り。

偶蹄目:英語教室などには通っていなくとも、そこそこ聞けて、読み書きもできる。
学歴については私とほぼ同じ、大学が理系で修士まで進んでるくらいが違いかな。
ただし、2年前に受けたTOEICでは795点、特にリスニングでは私よりも明らかに上。
今回の旅行ではメインの英語応対役として、各種手続き・注文を完遂してくれました。

以上から、謎解きにあたっては「英語を話す能力はほぼ不要」だとわかるかな、と。
受付・前説時などは多少の会話も必要ですが、謎解き本筋で会話の機会は皆無。
少なくとも自分達だけのチームであれば、情報共有は日本語のみで問題無しです。
また、KAZAM !については、私の能力でも公演中の概ねの理解ができています。
結論としては、おそらく高校卒業・センター試験7~8割程度の英文法・読解能力と、
「わかる範囲から推測し試行する力」があれば、クリアを達成できると考えました。


■作り手の心情が見えるシンプルで楽しい謎解き

○始まりは万国共通、閉じ込められる(物理)

受付完了後、荷物を無料ロッカーに預け、開始までゲーム説明を読んで待ちます。
この説明が書いてあるのが、ゲーム設定を活かした「時計の文字盤型テーブル」。
不思議な形の木彫りテーブルは、雰囲気作りにも一役買った良い感じのデザイン。
ゲーム毎に世界観に沿ったデザインの前説テーブルがそれぞれ用意されていました。
そう、KAZAM !のモチーフの一つは時計……事前公開情報だしネタバレじゃないよ!

開始時刻になるとお姉さんがやって来て、世界観・ゲーム詳細の説明をしてくれます。
幸いKAZAM ! の場合、ここでのトークには致命的になりかねない情報はありません。
それでもわかった方がいいに決まってるし、序盤から役立つヒントもありますけどね。
(何言ってるかわからない……)で怖気づいたり諦めたりしなくても、きっと大丈夫です。

一通り説明が終わると、お姉さんが「行ってらっしゃい!」と、目の前の本棚を動かし、
現れた部屋の中に私達が入ると、その入口は再び本棚で閉ざされてしまいました。
さほど大きくない部屋の中に私と偶蹄目の二人きり、お約束のようにゲーム開始です!
部屋の中の様子は……っと、さすがにそろそろネタバレを意識しなくちゃいけませんね。

○伝わる「これやらせたい!」「達成感味わってほしい!」

KAZAM !のあらすじを、実も蓋も無くざっくりし過ぎなくらいざっくり紹介しますと、
「奇術師KAZAMがいなくなったよ! 弟子たるあなたはその謎を解き明かそう!」
って感じです。そんな謎解きの舞台は、KAZAMの手がかりが残された屋根裏部屋。
マジシャンの部屋という設定をふまえた、不思議で面白いギミックがたくさんあります。
……私と偶蹄目だからこそ「うわあ」ってなったギミックも、印象的に鎮座していました。

どのギミックの物理装置も、それを操作すること自体に強いワクワクを感じられました。
そして、そこから新たな情報が導き出された時の達成感が、次なるワクワクに転じます。
あたかも魔法のような体験は、師である奇術師を追い求める弟子の心を高揚させました。
それはまさしく驚かせたい作り手の意図で、明確に伝わることに心地良さを覚えました。

実は序盤からたびたび、特に中盤に差し掛かるような段階で、手詰まりも起こしてます。
しかしゲーム中、世界観に沿った素敵な方法で、その時点でのヒントが提示されました。
KAZAMからのメッセージは、私達でもその内容を理解しやすい形で届けられるうえに、
最初はぼんやりと、回数を重ねる毎により具体的な行動を明示する内容に変化します。

「全部自力で解きたい! ヒントもらって解けても嬉しくない!」って人もいると思います。
そういう人はあえて提示されたヒントの無視もできるよう、強制的な提示ではありません。
私達も段階毎にノーヒントで抜けることもあれば、たくさんヒントのお世話になったことも。
「できればみんなクリアしてね!」って作り手の気持ちが、私にはとても嬉しかったです。
全てを経験できるのは、公演への満足や達成感に繋がる、価値あることだと考えてます。

○結局難易度ってどんな感じ?

単純に謎解きの要素だけを考慮すれば、かなりの易寄りだと言えると確信しています。
もしも日本語の同内容の公演に参加したなら、偶蹄目と二人で30分程で抜けられるかと。
適正人数は個人的な考えだと3人、それを超えると手持ち無沙汰にさえなりかねません。
ただし、解ききれないかもしれない過程も存在します。推測を躊躇わないことも肝要です。

私達の最も大きな障壁となったのは、「英語」であるという一点、やはりそれに尽きます。
裏を返せば、障壁とはなれど、致命的な「英語」の謎解き要素はなかったということです。
事前に想定していた「解答用紙利用」や「クロスワード」が無かったのは心底大きな救い。
どんな段階でも基本的には一問一答、明瞭な言葉・行動が出てくることがほとんどです。

少しだけ気になったのが、「解答を導くための行動をとる理由付け」が弱かったところ。
手詰まりを起こした箇所は大体これで、今何をすべきかわからない、で悩まされました。
しばらくすると行動の取っ掛かりとなるヒントが提示され、そこからは順調なんですが、
その行動を取る理由が「その時点でできることがそれくらいだから」以外に見つけにくい。
日本の謎解きは「行動原理をシナリオに乗せる」のが上手いんだなあと気付きました。

○総括

最近、難しく捏ねくり回すばかりの謎解きに疲れて、少々イベントから遠ざかっていた私。
遠いアメリカの地で出会えたKAZAM !は、昔好きだった謎解きのにおいを感じられる、
シンプルで楽しい謎解きで、やっぱり難しい謎解き=良い謎解きではないな、と再確認。
「解ける? ねえ、これ解ける?(半笑い)」でなく、「解いて! これ解いてほしいんだ!」
そんな作り手の声が聞こえそうな、明瞭でわかりやすい、でも解けて嬉しい謎解きでした。
きっとこれがやりたかったんだろう、これをやらせたかったんだろう、雄弁に伝えるギミック。
参加者が楽しく遊べるように……作り手の意図を感じられるから、私も楽しく遊べました。

ちなみにPUZZAH !の独特のシステムとして、公演毎の達成度目標が用意されています。
最初はこの基準もはっきりわかりませんでしたが、考察し直した結果きっと以下の通り。
ラス謎突入段階のStandard、ラス謎クリアのChallenging、クリア後オマケのExpert。
私達のKAZAM !の場合、最初はStandardかと思ってましたが、多分Challengingですね。
ここの判断つきにくかったのも、結局は英語が十分に理解できなかったからなのでした。

謎解きをクリアしたことによる達成感、それに加えて英語の壁に打ち勝てた大きな喜び。
デンバーでKAZAM !を遊べたことは、私達二人にとって幸せに満ちた経験になりました。
楽しい時間を噛み締めながら、私達は夜のデンバー国際空港への帰路へとつきました。
明朝にはデンバーを離れ、いよいよこの旅の最大の目的地ラスベガスへと向かいます。

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[ 2016/10/04 01:18 ] 2016年アメリカ旅行 | TB(0) | CM(0)

【1日目_03】 マイルハイシティ・デンバー

はじめに)  前準備 : 1 ・ 2 ・ 3   0日目 : 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4
1日目 : 1 ・ 2

■アートに満ち音楽響く高地の街角

○デンバーの歩き方(たまに歩かない)

デンバーは「マイルハイシティ」の別名の通り、標高1600メートルにある都市です。
人口はおよそ65万人、ロッキー山脈が貫くコロラド州の最大の都市で州都です。
市街地はとてもわかりやすく、札幌・京都のような碁盤の目状の構造になってます。
Union Stationからまっすぐ南東方向へナンバリングされた道路が並行に走り、
それらに垂直に交わる名前のついた道路が北東から南西へ並行に走っています。

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写真の左右にのびるのが「Blake Street」、先に紹介した名のある道路の一つです。
こんな感じで交差点では信号や案内標識で通りの名前がわかるようになっていて、
自分の現在位置がすぐに把握できる、観光客でも歩きやすい街だと思いました。

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こちらの写真の手前から奥にのびるのが「16th Street」、一本右が17th、左が15th。
この16th Street……「16番街」がデンバー市街地のメインストリートになっていて、
一部区間は歩行者天国にもなっています。例外が観光人力車と、写真のバスです。

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「FREE MallRide」はその名の通り無料で自由に利用できる、16番街のシャトルバス。
バス停は各交差点で交わる通りの名前、その通りの手前で乗降できる仕組みです。
見切れてますが「California St.」バス停。路線図は右上が北、赤い線がFREE MallRide。
今回は使いませんでしたが、水色の線も無料運行のバス、紫色の線は路面電車です。
デンバーの街歩きの際に、FREE MallRideは大変便利で使わない理由がありません。

○芸術と遊び心に満ちた街

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赤レンガの美しい建物が並ぶ一方で、洗練された近代的な建物も立ち並ぶデンバー。
ともすれば統一感のない街並みにも感じられそうなのに、新旧織り交じるその風景は、
そこで暮らす人達の日常と共に、私の目にはとても新鮮に、そして美しく映りました。

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また、街中を散策していると、眺めて楽しいオブジェの数々が目に飛び込んできます。
デンバーはアート活動も盛んで、大きな美術館や有名な街角作品もいくつかあります。
特別なものだけでなく、日本で普段目にする物さえ、国が変われば何かが違っていて。
見るもの全てに目を奪われるかのように、二人で街歩きそのものを楽しんでいました。

飛び込んでくるのは目だけではなく、耳にもワクワクが何度となく飛び込んできます。
街頭で演奏するミュージシャンが多く、ふとした時にあちこちで生演奏が聞こえました。
16番街の歩行者天国には無造作にピアノが置かれ、突然誰かが演奏を始めることも。
デンバーの街角は音楽に満ち、アートにあふれ、歩いているだけでも刺激的でした。

街角で印象に残っている光景が一つ。それは芸術ではなくとも、遊び心ある日常。
「チェスボードだ」
偶蹄目の声で目を向けると、歩行者天国の真ん中に石造りのチェスボードが2つ。
そしてそのうちの一つで、二人の人物が暖かな日差しの下チェスに興じていました。
こんなゲームの光景もあるんだなと、どこか羨ましい気持ちさえ抱いて眺める私。
カメラを向けたい気持ちを抑えつつ、知らなかった世界をそっと心に焼き付けながら。


■初めてのもぐもぐタイム

○The Cheesecake Factory

街を散策してる間、小腹は空けどもきちんとした食事ほどではない、で考えが一致。
あちこちお店を眺めた末、私の甘い物が食べたい欲に付き合ってもらうことにしました。
そんなわけで、散策中何度も目にして気になった、テラスの素敵なお店にチャレンジ!

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チーズケーキと謳ったお店のショーウィンドーには、想像以上の種類のチーズケーキ。
どれもこれも美味しそうで、直感で決めたお店にしては期待が持てそうで嬉しくなります。

「5分ほどお待ちいただければ、テラス席のご用意ができます。お名前を教えてください」
小奇麗な制服の男性店員に促され、偶蹄目が名前を告げますが上手く伝えられません。
(確かに偶蹄目の名前、音声だけだと外国人には上手く理解できないよなあ)
突然何か思いついたかのように、偶蹄目が私の名前を伝えるよう指示を出してきました。
(あ、なるほど。アリかもね)
サザンオールスターズの名曲由来の私の名前は、英語圏でもあり得る音運びのようで。
結果として店員さんにスムーズに伝えられ、その後無事に呼び出してもらうことに成功。
「次から名前必要な時はねこに任せるわ」「らじゃ」
……せっかくの経験でしたが、旅行中に私が名前を告げた機会はこの1回だけでした。

○美味しくて大きくてでっかくてたっぷりで食べ応えがあってアメリカン

チーズケーキは1カット7~8ドル、ドリンクは1杯3~4ドル。ケーキは心持ち高めかな?
……なーんてのが私の第一印象。普段はもう少しりーずなぼーなお店ばかりですもん。
それでも並ぶメニューはどれも美味しそうだし、通常の食事の種類も意外と豊富でした。
普段はドリンクも頼みませんが、偶蹄目がアイスコーヒー頼んでたので私もレモネードを。

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偶蹄目のオーダー、Godiva Chocolate Cheesecakeとアイスコーヒー。
でっかい。あまあまなめらか。でっかい。

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私のオーダー、White Chocolate Raspberry Truffleとレモネード。
でっかい。あまずっぱうまうま。でっかい。

語彙力がぶっ壊れてますが、私の手の大きさと比較してもわかる大きさ。
値段が少し高いなと思ったのは、その分サイズ大きいからなんだな……って。
むしろレモネードに至っては、爽やかで美味しいうえにこの量、コスパ良すぎ。
そしてチーズケーキもまた、私の想像していたよりずっと美味しくて幸せでした。
もっとひたすらに甘いだけかと思いきや、しっかりスイーツとして楽しめる品質。
今回の旅行は食事の味で難儀するかと思いきや、案外明るい先行きでした。
実際に旅行中の食事は大抵私の口にも合っていて、美味しい物は美味しい。
日本のごはん恋しさとは無縁で済んだことは、恵まれていたなあと思ってます。

それでも物量には敵わず、私は子供の握り拳大のクリーム一つを残しました。
偶蹄目もアイスコーヒーを全部は飲みきれなかったようで、完食には至らず。
この日はこれで夕食まで済んだようなもので、後はホテルで軽食を取っただけ。
コスパが高くて美味しい物に巡り合えたのは、幸先の良いスタートだったかと。
[ 2016/10/01 09:43 ] 2016年アメリカ旅行 | TB(0) | CM(0)
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