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【1日目_04】 PUZZAH ! 『KAZAM !』

はじめに)  前準備 : 1 ・ 2 ・ 3   0日目 : 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4
1日目 : 1 ・ 2 ・ 3

■概要

DSC_0556.jpg

PUZZAH ! (公式サイト・英語のみ)

アメリカ(デンバー)の脱出ゲーム「PUZZAH!」に挑戦してきた!【寄稿レポート】
 (謎解きレポートサイト『なぞまっぷ』に偶蹄目が寄稿した記事です)

KAZAM ! 公演情報
 ・開催日程 : 日~木 1日8回  金・土 1日9回
 ・チケット価格 : 日~金 一人25ドル  土・祝日 一人29ドル
 ・チーム編成 : 任意の2~5名での一公演貸切
 ・ゲーム構成 : なぞともカフェのような小部屋内完結型
 ・制限時間 : 60分


■英語で謎解きを遊びたい!

○敷居の低さが決め手となったデンバーでのメインイベント

今回の海外旅行において、デンバーを経由地に決めた大きな理由の一つであり、
どうしても私達が挑戦してみたかったこと、それが「英語圏での謎解き」でした。
前準備でも触れましたが、正直私は最初あまり乗り気ではありませんでした。
絶対に避けられない「言語の壁」、謎解きでは大きすぎる障壁だと考えたからです。
しかしよく調べるうちに、PUZZAH !が一公演を申込チームで貸しきれることを知り、
成功者が多そうな様子から難度は高くないと推測でき、やっと前向きになれました。

チケット予約は公式サイトで時間を確認しながらクレジットカードで決済できるため、
予約さえ完了してしまえば、当日は現地でも全く問題無く手続きを進められました。
また、会場もUnion Stationから徒歩10分弱、16番街からわかりやすく移動でき、
近くには「ラリマー・スクエア」という、雰囲気が良くて素敵な街並みの商業地区も。
景観を楽しみつつ比較的安心して歩ける、観光客に打って付けのロケーションです。

○ぶっちゃけ英語力ってどれくらい必要なの?

結果から先に言えば、私達は二人だけでKAZAM !のクリアに成功しています。
それなら私達は英語が堪能なのかと問われると、答えは「NO」になると思います。
それでもPUZZAH !は十分に楽しめ、私は他の日本人にもぜひ遊んでほしいです。
だから恥ずかしながら、ここで私達二人の英語力を率直に書き記すことにしました。
今後現地で謎解きをしたいと考える人達の一つの指針になりましたら幸いです。

るぅぴん:クソザコナメクジ聞く・話す能力はやや残念なレベル。読み書きはそれなり。
センター試験の英語は8割強、文系大学の必修レベルでの英語も受講したはず。
9年前に受けたTOEICはわずか505点……やっぱりクソザコナメクジじゃないか!
とは言え、ゲームの英文説明書からルールを理解できる程度には昔の貯金有り。

偶蹄目:英語教室などには通っていなくとも、そこそこ聞けて、読み書きもできる。
学歴については私とほぼ同じ、大学が理系で修士まで進んでるくらいが違いかな。
ただし、2年前に受けたTOEICでは795点、特にリスニングでは私よりも明らかに上。
今回の旅行ではメインの英語応対役として、各種手続き・注文を完遂してくれました。

以上から、謎解きにあたっては「英語を話す能力はほぼ不要」だとわかるかな、と。
受付・前説時などは多少の会話も必要ですが、謎解き本筋で会話の機会は皆無。
少なくとも自分達だけのチームであれば、情報共有は日本語のみで問題無しです。
また、KAZAM !については、私の能力でも公演中の概ねの理解ができています。
結論としては、おそらく高校卒業・センター試験7~8割程度の英文法・読解能力と、
「わかる範囲から推測し試行する力」があれば、クリアを達成できると考えました。


■作り手の心情が見えるシンプルで楽しい謎解き

○始まりは万国共通、閉じ込められる(物理)

受付完了後、荷物を無料ロッカーに預け、開始までゲーム説明を読んで待ちます。
この説明が書いてあるのが、ゲーム設定を活かした「時計の文字盤型テーブル」。
不思議な形の木彫りテーブルは、雰囲気作りにも一役買った良い感じのデザイン。
ゲーム毎に世界観に沿ったデザインの前説テーブルがそれぞれ用意されていました。
そう、KAZAM !のモチーフの一つは時計……事前公開情報だしネタバレじゃないよ!

開始時刻になるとお姉さんがやって来て、世界観・ゲーム詳細の説明をしてくれます。
幸いKAZAM ! の場合、ここでのトークには致命的になりかねない情報はありません。
それでもわかった方がいいに決まってるし、序盤から役立つヒントもありますけどね。
(何言ってるかわからない……)で怖気づいたり諦めたりしなくても、きっと大丈夫です。

一通り説明が終わると、お姉さんが「行ってらっしゃい!」と、目の前の本棚を動かし、
現れた部屋の中に私達が入ると、その入口は再び本棚で閉ざされてしまいました。
さほど大きくない部屋の中に私と偶蹄目の二人きり、お約束のようにゲーム開始です!
部屋の中の様子は……っと、さすがにそろそろネタバレを意識しなくちゃいけませんね。

○伝わる「これやらせたい!」「達成感味わってほしい!」

KAZAM !のあらすじを、実も蓋も無くざっくりし過ぎなくらいざっくり紹介しますと、
「奇術師KAZAMがいなくなったよ! 弟子たるあなたはその謎を解き明かそう!」
って感じです。そんな謎解きの舞台は、KAZAMの手がかりが残された屋根裏部屋。
マジシャンの部屋という設定をふまえた、不思議で面白いギミックがたくさんあります。
……私と偶蹄目だからこそ「うわあ」ってなったギミックも、印象的に鎮座していました。

どのギミックの物理装置も、それを操作すること自体に強いワクワクを感じられました。
そして、そこから新たな情報が導き出された時の達成感が、次なるワクワクに転じます。
あたかも魔法のような体験は、師である奇術師を追い求める弟子の心を高揚させました。
それはまさしく驚かせたい作り手の意図で、明確に伝わることに心地良さを覚えました。

実は序盤からたびたび、特に中盤に差し掛かるような段階で、手詰まりも起こしてます。
しかしゲーム中、世界観に沿った素敵な方法で、その時点でのヒントが提示されました。
KAZAMからのメッセージは、私達でもその内容を理解しやすい形で届けられるうえに、
最初はぼんやりと、回数を重ねる毎により具体的な行動を明示する内容に変化します。

「全部自力で解きたい! ヒントもらって解けても嬉しくない!」って人もいると思います。
そういう人はあえて提示されたヒントの無視もできるよう、強制的な提示ではありません。
私達も段階毎にノーヒントで抜けることもあれば、たくさんヒントのお世話になったことも。
「できればみんなクリアしてね!」って作り手の気持ちが、私にはとても嬉しかったです。
全てを経験できるのは、公演への満足や達成感に繋がる、価値あることだと考えてます。

○結局難易度ってどんな感じ?

単純に謎解きの要素だけを考慮すれば、かなりの易寄りだと言えると確信しています。
もしも日本語の同内容の公演に参加したなら、偶蹄目と二人で30分程で抜けられるかと。
適正人数は個人的な考えだと3人、それを超えると手持ち無沙汰にさえなりかねません。
ただし、解ききれないかもしれない過程も存在します。推測を躊躇わないことも肝要です。

私達の最も大きな障壁となったのは、「英語」であるという一点、やはりそれに尽きます。
裏を返せば、障壁とはなれど、致命的な「英語」の謎解き要素はなかったということです。
事前に想定していた「解答用紙利用」や「クロスワード」が無かったのは心底大きな救い。
どんな段階でも基本的には一問一答、明瞭な言葉・行動が出てくることがほとんどです。

少しだけ気になったのが、「解答を導くための行動をとる理由付け」が弱かったところ。
手詰まりを起こした箇所は大体これで、今何をすべきかわからない、で悩まされました。
しばらくすると行動の取っ掛かりとなるヒントが提示され、そこからは順調なんですが、
その行動を取る理由が「その時点でできることがそれくらいだから」以外に見つけにくい。
日本の謎解きは「行動原理をシナリオに乗せる」のが上手いんだなあと気付きました。

○総括

最近、難しく捏ねくり回すばかりの謎解きに疲れて、少々イベントから遠ざかっていた私。
遠いアメリカの地で出会えたKAZAM !は、昔好きだった謎解きのにおいを感じられる、
シンプルで楽しい謎解きで、やっぱり難しい謎解き=良い謎解きではないな、と再確認。
「解ける? ねえ、これ解ける?(半笑い)」でなく、「解いて! これ解いてほしいんだ!」
そんな作り手の声が聞こえそうな、明瞭でわかりやすい、でも解けて嬉しい謎解きでした。
きっとこれがやりたかったんだろう、これをやらせたかったんだろう、雄弁に伝えるギミック。
参加者が楽しく遊べるように……作り手の意図を感じられるから、私も楽しく遊べました。

ちなみにPUZZAH !の独特のシステムとして、公演毎の達成度目標が用意されています。
最初はこの基準もはっきりわかりませんでしたが、考察し直した結果きっと以下の通り。
ラス謎突入段階のStandard、ラス謎クリアのChallenging、クリア後オマケのExpert。
私達のKAZAM !の場合、最初はStandardかと思ってましたが、多分Challengingですね。
ここの判断つきにくかったのも、結局は英語が十分に理解できなかったからなのでした。

謎解きをクリアしたことによる達成感、それに加えて英語の壁に打ち勝てた大きな喜び。
デンバーでKAZAM !を遊べたことは、私達二人にとって幸せに満ちた経験になりました。
楽しい時間を噛み締めながら、私達は夜のデンバー国際空港への帰路へとつきました。
明朝にはデンバーを離れ、いよいよこの旅の最大の目的地ラスベガスへと向かいます。

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[ 2016/10/04 01:18 ] 2016年アメリカ旅行 | TB(0) | CM(0)

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