2016 081234567891011121314151617181920212223242526272829302016 10











スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

【1日目_02】 空港から市街地へ

はじめに)  前準備 : 1 ・ 2 ・ 3   0日目 : 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4
1日目 : 1

■A Lineで行こう

○できたてほやほやぴかぴかでんちゃ

DSC_0533.jpg

デンバー国際空港と市街地を結ぶA Lineは2016年4月に開通したばかりです。
それまではバスかタクシーの移動でしたが、バスは時間が読めずタクシーは高い。
一方A Lineは早朝から深夜まで運行、日中は15分に一本のダイヤになってます。
乗車時間は40分弱、料金は9ドル。札幌・新千歳間の快速エアポートの親戚かな?
そしてこの料金が、片道でも翌朝3時まで一日乗り放題でも、同じ9ドルという謎。
一日乗り放題は「Day Pass」と言って、運行会社RTDの他の電車・バスも対象に。
つまりどうしてものこだわりがないのなら、最初からDay Passの購入で問題無し!

page4.jpg

A Lineのホームは、私達の泊まるホテルからエスカレーターを降りてすぐの場所。
無粋な改札ゲートは存在せず、券売機でチケットを買えばそのまま乗車可です。
券売機は現金の他にカードを使えるだけでなく、カードしか使えないものもあります。
これがカード社会かと感心しつつ、カード対応の構造の機械が新鮮な印象でした。

IMG_8320.jpg

特に問題無くカード決済でチケットの購入ができました。箔押しの紙がカッコいい。
電車の中では2度ほど検札があり、改札がなくともキセル対策にぬかり無しです。
帰ってから知りましたが、検札時にチケット見せられないと50ドルの罰金とのこと。

○デンバーの車窓から

DSC_0534.jpg

車両の中は二人がけのシートと三人がけのシートがあり、シートの向きは変更不可。
進行方向向きで窓枠に邪魔されない二人がけのシートを選び、腰を落ち着けました。
車両内はとても綺麗で、日本の電車とは少し異なる趣を気持ち良く堪能できました。
ちょうどタイミングも良かったようで、電車は間も無く空港を出発し市街地を目指します。

page5.jpg

空港を出た直後こそ、果てしなくひたすらに荒涼とした大地が続いていましたが、
しばらく走るとそこかしこにいかにもアメリカーンな住宅も散見するようになりました。
「まるでシムズみたいだね!」「むしろシムズがアメリカに忠実だったのでは」
植生も、空の色さえも、日本とはどこか異なっていて、全てが特別に見えました。
流れる風景を眺めることに飽きる気配がなく、二人で感動を口にし合うばかりです。

IMG_8328.jpg

個人的に面白かったのが、踏切が全て有人なことです。写真の左側に注目。
踏切が近付くと、電車は何度も大きな警笛を鳴らし、多分担当者へ合図してます。
担当者は「SLOW」って書かれた看板を手に、踏切前の道路に立つ仕組みです。
踏切によっては脇にちまっと担当者用と思しき椅子やパラソルまで置いてありました。
15分に一本が往路分と復路分の二路線。休むタイミングも難しそうな気がしますね。


■駅前に広がる温かな街並み

○交通の基幹Union Station

IMG_8351.jpg

あっと言う間の40分、電車は市街地の中心駅となるUnion Stationに到着しました。
近代的で洗練されたホーム周りとは裏腹、レトロで味わい深い駅舎がお出迎え。
石造りの重厚な外観の建物に、自分が今異国の地に立っている実感を強めます。
駅にはやはり改札ゲートはなく、ホームを降りて駅舎へも入らずメインストリートへ。

○赤レンガ建ち並ぶLoDo

Union Stationを中心としたデンバー市街地の一角は「LoDo」と呼ばれています。
正式には「The Lower Downtown Historic District」、文字通りの「歴史地区」です。
1800年代後半に建てられたレンガ造りの建物が、現在まで多く残されています。
もちろん当時の用途から変わった建物も多いでしょうし、内装も手が入っているかと。
それでもその街並みは、確かに歴史を感じさせ、何より美しく魅力的な光景でした。

page6.jpg

ホームから駅前通りに出た直後、並び立つ赤レンガの建物が青空によく映えます。
新しい建物の中にも、古い建物に合わせて街並みに調和したものがありました。
伝統的な街並みを大切にしながらも、そこで現代に生きる人達の日常が感じられ、
趣深い風景でありながら、不思議と「観光都市」という印象は受けませんでした。

いよいよ私達は、アメリカのありふれているであろう日常に満ちた都市を歩き、
非日常に満ちた体験を全身で感じ取り、多くの経験をしていくことになるのです。
スポンサーサイト
[ 2016/09/30 00:43 ] 2016年アメリカ旅行 | TB(0) | CM(0)

【1日目_01】 るぅぴんアメリカに立つ

はじめに)  前準備 : 1 ・ 2 ・ 3   0日目 : 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4

■降り立つはデンバー国際空港

○太平洋の長い日付変更線を越えるとアメリカであった

現地時刻は1日巻き戻った9月17日の11時過ぎ、予定より1時間強早い到着。
ついに私達を乗せた飛行機は、デンバー国際空港へと降り立ったのでした。
前の方に座っていた私達は早々と飛行機を出て、入国審査へと向かいます。
道中、大きな窓の向こう側に見えた景色に、思わず息を呑み目を見張りました。

IMG_8297.jpg

遥か遠くの地平線のそのまた向こうに霞む山並みはロッキー山脈でしょうか。
目の前に広がる世界はどこまでも広大で、着いて早々に圧倒されるばかり。
思わず足を止め写真を撮らずにいられなかったのは、私だけではないようで。
二人でしばしカメラを外に向けた後、再度長い通路を歩き始めたのでした。

○かくも愛しき日本語

もはや当たり前に理解できる指示など存在せず、周囲を慎重に見聞きして、
英語で与えられる情報を読み解きながら、入国審査へと歩みを進めます。
いくつもの端末が並ぶスペースに着くと、係員に促され一人ずつ端末へ。
(……ん? この端末、もしかして日本語選択できちゃう!?)
緊張に震える指も、日本語設定にできた瞬間、大きな安心感に包まれます。
システム的な文章が理解できることが、こんなにも安堵できるものだなんて。

指示に従ってパスポートスキャンしたり、写真撮られたり、指紋採られたり。
他にもあれこれの末、私の顔写真が入った一枚の薄い用紙が出てきました。
これで一区切りついたようで、入国審査ゲートへ向かうよう指示がありました。
偶蹄目も用紙を受け取れたようで、再び二人揃ってさらに先へと進みます。

このブログを書くにあたって調べ直し、これが「APC」というものだと知りました。
「ESTA」という事前申請を受けている人のための、自動入国審査システムです。
ここで出てくる用紙を入国審査官に渡せば、スムーズに審査完了となるようで。
しかし重要な条件が一つ、対象者は「2008年以降に1度入国経験がある」こと。
私達はESTAの申請は行っていましたが、今回がアメリカへの初入国になります。
今思えば、用紙に大きく×印がついていたのは、そういうことだったのかな、と。
用紙を手にした時にも、こういうデザインなんだと勝手に思い込んでしまってました。
せっかくの日本語でしたが、どうやら私達とは無縁で活かせなかった模様ですね。
そしてシステムを活かせなかったことさえも、現地にいた私達には知る由も無く。

○もしかしてこれって……『ペーパーズ、プリーズ』!?

飛行機を早々と降りられた影響もあり、入国審査の列はまだそう長くありません。
ほっとしてお手洗いに行って戻ってくると、先ほどより明らかに列が伸びてました。
それでもまだ事前にイメージしていたよりも短く、偶蹄目と二人で列に並びます。
すると私達の後ろは時間が経つ毎に列が伸びて、ただ長くなるばかりのようです。
ここでようやく、早い段階で飛行機を降りられるメリットの大きさを体感できました。

入国審査官との応対担当は偶蹄目。私よりずっとリスニングが上手なんですよね。
それでも当然緊張はあったようで、一緒に審査を受けられるのは互いに心強かった。
いよいよ私達の番……二人並んで窓口に立ち、まずは偶蹄目から順に書類提出。
指示に従い両手の指紋を採り、カメラの方を向いて写真を撮られ、続いて私の審査。
段取りは既に把握、にも関わらずきちんと指紋を取れず強く指示を出されるダメねこ。
偶蹄目のアドバイスもあり、どうにかこうにか指紋も写真も済んで、入国審査は終了。

(あれ……?)
偶蹄目もやや釈然としない顔。私達、指示出される以外にまともな会話してないです。
実はAPCを活かせていたのか、それとも審査官の裁量なのか、私にはわかりません。
ただ事実として、偶蹄目の入国審査トークを聞く機会はほぼ皆無だった、それだけ。
「多分気の良い生き物ですよっていうのが伝わったんじゃないですかね……?」
「いや、こいつらに英語で質問しても時間の無駄だって思われただけじゃ……」
真相はわからずじまいですが、とにかく私達はアメリカへの第一歩を踏み入れました!


■素敵なお宿は空港の目の前

○1泊目:The Westin Denver International Airport

長旅からの解放直後ですが、翌日朝にはまたすぐ飛行機の旅が待っています。
時差ぼけ・早起きに大きな不安があったため、この日の宿は空港の隣のホテル。
回り始めてすぐに出てきた預け入れ荷物を拾ったら、歩いて5分足らずで到着。
普段の国内旅行では絶対縁の無い、ちょっぴり良いお宿に私もウキウキでした。

IMG_8357.jpg

綺麗なロビーと緊張に胸高鳴らせつつも、良いお宿はスタッフの対応も良いですね。
片言の偶蹄目も丁寧に接客してもらい、定刻より2時間ほど早くチェックインを完了。
部屋からは先程までいたデンバー空港が間近に見え、なかなか素敵な眺めでした。
特徴的な白い波のような空港の屋根は、日本の企業が関わったものだそうです。

IMG_8312.jpg

こんな部屋に泊まれる機会は、今回の旅行が終わればおそらくもうないだろうと、
おのぼりさん全開で室内の写真を撮ってまわりました。すっかり大はしゃぎです。

page2.jpg

広い部屋に大きなベッド、ルームキーもオシャレ。ベッドの上には枕がたくさん。
今回の旅行で驚いたことの一つが、このベッドの上にある大量の枕なんですよね。
どこのホテルでも溢れんばかりに枕が置いてあって、実際朝には溢れてました。
これは良いホテル特有の仕様なのか、それともアメリカのベッドスタイルなのか。

部屋で少しばかりくつろいだところで、いよいよデンバーの市街地へと移動開始。
このブログもようやく海外旅行らしくなってきましたね。次の更新をお待ちください。
[ 2016/09/28 23:09 ] 2016年アメリカ旅行 | TB(0) | CM(0)

【0日目_04】 機上の人となりまして

はじめに)  前準備 : 1 ・ 2 ・ 3   0日目 : 1 ・ 2 ・ 3

■座りっぱなしの約半日に屈しない

○ちょこっとプラスはちょこっと嬉しい

ANAの飛行機内では特になかったスターアライアンスゴールドによる特典。
実はユナイテッド航空の飛行機では、少しばかり恩恵に与ることができました。
それが通常追加料金がかかる「エコノミープラス」シートを無料で選べたこと。
今回の旅行で乗ったユナイテッド航空の飛行機は全てこのエコノミープラスです。

IMG_8294.jpg

座席前面の青い楕円シールに小さく「Economy Plus」って書いてありますね。
はっきり言ってしまえば、受けられるサービス自体はエコノミーと全く同じです。
違いは前の座席との距離がエコノミーと比べて7~8cmほど広くなってること。
もう一つは、エコノミープラスの座席配置位置はエコノミーの先頭であること。
私達の前方にいるのはビジネスクラスの人達だけでした。(ファーストはなし)

座席スペースの快適さは、通常のエコノミーを知らないため違いがわからず。
ただ、決して「とーっても快適だよ!」ってわけではないですね。しゃーない。
マイルを使っての実質無料搭乗みたいなもの、文句のつけようがありません。
それよりも座席配置のアドバンテージ、実はこれが結構大きかったわけで。
これを知るのは、デンバーに到着して飛行機を降りてしばらくしてからでした。

○窓側好きが選ばなかった窓側席

エコノミーのシートの横並びは、「窓・3・通路・3・通路・3・窓」となってます。
窓側好きの偶蹄目擁する私達が選んだのは、真ん中の島の並んだ2席。
当然窓の外の景色を楽しむことはできませんが、これでちゃんと正解でした。

この席を選ぶに至ったのは、海外旅行慣れした方の旅行記ブログを読んで。
2人連れが真ん中の島で並んで座れば、他の乗客は必然的に残りの一席。
そこは当然通路に面し、その人が席を立とうが前を横切られる可能性は0。
前を横切る可能性があるのは、真ん中の席の同行者が席を立つ時だけです。
この記事を読んだ時には目から鱗、その発想力をただ賞賛するばかりでした。

お手洗いが近い私が通路側、偶蹄目に真ん中に座ってもらっての長い機内。
他の列の様子もたびたび目にしましたが、やはり窓側席の移動は大変そう。
気持ち広いエコノミープラスでも、窓側の人の移動時は全員席を立ってました。
私が席を立つ時は遠慮もいらず、偶蹄目が前を横切る分には私もノーストレス。
小さな工夫で大きな快適さを得られる、本当に役立つ発想だと実感しました。


■不思議な面白さのユナイテッド航空

○何度でも見たくなる大好きな動画

話は前後しますが、どんな飛行機でも離陸時の安全告知がありますよね。
機内での注意事項、緊急時の様々な設備など、前方の画面にビデオが流れ、
CAの実演があったり、手元のシートで確認したりする、お約束のアレです。
よくTV番組『メーデー』シリーズを見てる私達は毎度きちんと見ています。
今回もいつものように流れ始めた動画にしっかり注目したら……あれ……?



なんだこれ、なんかすげい楽しいぞ? そっか、今年はオリンピックだったね。
明るく賑やかで時に妙技を織り交ぜつつ、私の目と心を惹き付け離しません。
この独特のセンス、シムシティ・シムズなんかと相通ずる、アメリカンな感じ?
そして私も、偶蹄目も、見つけていました。見落とすはずがありませんでした。
「……ラマ、出てたよね」「出てた」「やはりアメリカではラマはポピュラーなのか」
ちなみに私の好きなシーンは、さりげないラマと、酸素マスクのくだりです。笑う。

○るぅぴん外国人に見える説

CAはほとんど外国人ですが、アナウンスは英語と日本語で流れるありがたさ。
エコノミーでも飲み物は頻繁にサービスに来てくれ、種類も豊富にありました。
狭い機内ではできるだけ水分を多くとり、エコノミークラス症候群を予防せねば。

優しそうな顔のナイスミドルな男性CAが、私にも笑顔で声をかけてくれました。
「お飲み物はいかがですか?(流暢な英語)」
「あ、えと……クランベリージュース、プリーズ」
「かしこまりました、はいどうぞ(流暢な英語)」
「Thank you!」
ちゃんとできた小さな達成感を胸に味わうジュースは、一際美味しく感じました。

どうやら私達の後ろに座っているのも日本人数名のグループのようでした。
「お飲み物はいかがですか?(流暢な日本語)」
……どういうことなの。

ともあれ、接客で不快になることはなく、なんだか理由も無く面白かったです。
帰りの飛行機でも、外国人CAが流暢な日本語で接客するシーンを目にしつつ、
私も英語と日本語どちらも使う機会がありました。そういうものなのでしょう。
本当に困った時でも、おそらく誰かしらは日本語対応してくれるのは安心ですね。


■食欲への見切り、睡眠欲への挑戦

○一番美味しかったのはアイス(バニラティエ・グリコ)

実は私、昔むかーし中学生の頃、オーストラリアへの海外旅行の経験がありました。
もっともそれは同年代の子達が集まるツアー旅行、今回の旅とはまた異なります。
それでも記憶に残る機内食の残念さは同じはず……ラウンジ満喫はこの時のため。
離陸から1時間強経つ頃、最初のメイン機内食がやって来ました。チキンorパスタ?

IMG_8295.jpg

チキン、プリーズ! 鶏の照り焼きときんぴらがご飯の上に乗った料理が渡されました。
副菜は春雨と生野菜のサラダ、それに加えて小さなパン(ヤマザキ)もついてきました。
うん……まあ……知ってた……。もちろん食べられないほど、ではないんですけどね。
あ、生野菜は独特の風味がある香草の類? 詳しくないのが恐縮ですが私は好きな味。
パンはこの場で食べず、カバンに入れて非常食。確かデンバーでの夕食になったはず。
それでも照り焼き丼はたいらげて、サラダも香草だけは食べて、残したのは春雨だけ。

IMG_8296.jpg

着陸前はエッグorソーセージ、だっけ。私達はエッグを選択、普通のオムレツで一安心。
しかしそれも一瞬。我が家のオムレツはプレーンがスタンダートなので失念してましたが、
この膨れ具合、そして世の中一般のスタンダード、このオムレツは確実に具入り……!
そうとわかれば食べるのも慎重になり、そして案の定入ってましたよ、マッシュルーム。
周りの具に到達しない箇所だけ削ぐように食べ、残りはごめんなさいしつつ残しました。

○とにかく寝る、ひたすら寝る

成田を経って最初の機内食を終える頃、デンバーは深夜~早朝にあたる時間帯です。
お腹いっぱいの睡魔に抗わず、決して身体は楽でなくとも、とにかく横になって寝ます。
アイマスクで光も遮断、ネックピローの助けもあって、浅くともなんとか眠りに落ちました。
機内は結構乾燥していることもあり、マスクをして寝たのも悪くなかった気がします。

靴はスリッパに履き替えましたが、その他に足元用のクッションがあると良かったかも。
自分のカバンに足を置いて心持ち高くすると、気持ちさらに楽になった気がしたので。
眠りから醒めてしまった時は、ひたすら足をマッサージしながら再度眠りに挑みます。
ちみっとばかり悪い足を意識すると、どうしてもエコノミークラス症候群が不安でしたね。

どうにか意地でも寝ることに苦心できたからか、二人とも時差ぼけとは無縁で済みました。
機内では映画見たり、充電しながら端末いじれたりしますが、できるだけ睡眠をオススメ。


[ 2016/09/28 14:59 ] 2016年アメリカ旅行 | TB(0) | CM(2)

【0日目_03】 それは名残を惜しむかのように

はじめに)  前準備 : 1 ・ 2 ・ 3   0日目 : 1 ・ 2

■スシ、スシ、時々ケーキ

○オリエンタルな雰囲気が魅力のユナイテッドクラブ

早々と免税フロアに入った私達には、搭乗までのお楽しみがありました。
お察しの通り、普段入ることが叶わない国際線ラウンジの利用です。
全てはスターアライアンスゴールドのご威光、存分に使い倒しますよー。
と言うわけで、まずはユナイテッドクラブへいそいそと歩みを進めました。

page3.jpg

中は典型的なジャポニズム、日本らしくありながら異国情緒に溢れています。
招き猫や御神輿など、あちこちに散見するオブジェは、品があるのに賑やか。
キョロキョロ眺めたいと思いつつ、落ち着いた雰囲気に少し気圧されてしまい。
広いラウンジ内を散策はすれど、あまり写真に残せなかったのもやむなしです。

ここでも飲食が無料で提供されているとのこと、ウキウキと見繕いに行きました。

page1.jpg

サーモンの握り寿司、いきなり予想以上のメニューに驚いてしまいました。
パン・焼きそばといった主食、スモークサーモンやサラダ・揚げ物などの軽食、
フルーツやケーキなどの甘い物も用意され、やっぱりアルコールもいっぱい。
偶蹄目はグラスを間違えた結果、仕方なく一杯だけビールを飲んでいました。
アルコール用のグラスじゃ、ドリンクバーの機械にセットできなかった模様です。

やはり握り寿司は人気なのか、偶蹄目のを見て私が取りに行った時は品切れ。
代わりにいかにもなカリフォルニアロールっぽい巻き寿司が並んでいました。
その後もたびたび覗きに行っても、なかなか握り寿司とは巡り合えずしょんぼり。
……ラウンジ出る直前に補充され、躊躇いなく数貫皿に取って席に戻った私を、
偶蹄目は優しく見守りながら追いかけてきてくれました。食べたかったんだもん!

伊達巻みたいなロールケーキも優しい甘さが美味しく、ついはしゃいじゃいました。
一人でこれじゃないから! ちゃんと二人がかりだから! 食べたかったんだもん!
美味しい物でお腹を満たして、辛い機内食のダメージを減らす作戦でもあったのです。
言い訳がましく聞こえますが、実際に功を奏したと考えているので問題無いはずっ。

○ハシゴできるならしたいじゃない!

お腹はいい感じに膨れましたが、もう一つラウンジがあるからには行きたいものです。
重い腰を上げユナイテッドクラブを出て、次はANAラウンジへ移動することにしました。
こちらも同様に飲食が提供されるとのこと、お腹は膨れてても期待も膨らみますよね。

IMG_8288.jpg

やっぱり寿司じゃないか! ちょうど実演のタイミングに来ることができたので、
握りたての寿司を食べることができました。ネタはサーモン・マグロ・エビの3種。
こちらも広くて上品なラウンジでしたが、実演中はたびたび待機列も長くなりました。
寿司を食べたいのは私だけじゃないってことがわかり、妙な安心感を得られました。

私が寿司を食べている横で、偶蹄目はカレーを食べて大変ご満悦のようでした。
食べ放題などでカレーが並んでいると、必ず食べずにはいられない生き物です。
他にもパン、おにぎり、あとは麺類を注文できるのもANAラウンジの特徴ですね。
本当は私もきつねうどん食べるつもりが、寿司ですっかりお腹一杯でしたとさ。


■浮き足だったら空へも行ける

○日本語と英語の狭間に佇む

いよいよ搭乗時刻も迫り、ANAラウンジから搭乗ゲートへと向かうことにしました。
行きのフライトはおよそ10時間。次に外へ出る時には、そこは既にアメリカで。
もはや待合ロビーの顔ぶれも6・7割は外国人、私の方が異邦人の気分でした。
アナウンスも英語の後に日本語が流れ、一足早いアウェーの洗礼のようです。

IMG_8292.jpg

搭乗ゲート前には1~5と書かれたレーンがあり、それぞれに人が並んでいます。
どうやら番号毎に案内されるようなのですが、私達の搭乗券には見当たりません。
係員に尋ねに行こうとするも、(え、どうやって英語で質問すればいいんだろ?)と、
思わず頭が真っ白になってしまうくらいに、これまで私は英語と縁遠い生活でした。

「すみません、この航空券は何番にあたるんでしょうか」
日本人の係員にようやく訊ねることができた自分が、少し情けなく思えました。
「ここに小さく書かれているのですが、お客様は2番になります」
搭乗券の表記とアナウンスの微妙な違い、小さな表記、見つからないわけです。
2番は全体で見るとかなり早めの呼び出し。これも例の恩恵によるところでした。

呼び出され、搭乗し、席に着く。これでようやく、この旅も始まりと言えそうです。
[ 2016/09/28 01:35 ] 2016年アメリカ旅行 | TB(0) | CM(2)

【0日目_02】 ゲートの向こうは見知らぬ世界

はじめに)  前準備 : 1 ・ 2 ・ 3   0日目 : 1

■ブツの受け渡しは成田空港で

○アメリカ旅行で欠かせないもの、なーんだ?

成田空港に到着したのは朝9時半。デンバーへ向かう飛行機は17時発。
さすがに長すぎるので、電車で近くのネットカフェへ移動する計画です。
しかしその前に、成田空港で事前に受け取っておきたいものが2つほど。
一つは前準備で触れた通り、オンラインFXで購入した2,000ドルの現金。
もう一つは、これまた事前にレンタルの手続きをしていたモバイルwi-fi。

○ポケモンGOだってできちゃうもんね!

言語も土地勘も情報も無い私達にとって、アメリカでもスマホは生命線。
厳密にはスマホと言うよりも、ネットでどうこうできる環境が必須でした。
海外旅行時の契約不備で高額請求、ってのはよく聞くありふれたお話。
私達もスマホ経由でネットに接続する方法を考える必要がありました。

定番の選択肢の一つは、海外でも利用可能なSIMカードを用意すること。
ただしこれにはSIMフリーの端末が必要で、私達は所持していません。
「海外で携帯使って通話する機会ある? ないよね?」「まあないわ」
私達はネットさえ繋げればよさそうなので、モバイルwi-fiを選択しました。
これならどこでもそれなりの速度が保証され、定額での利用も安心感。
偶蹄目に聞いたところ、5泊7日の旅行での料金は5,000円ほどでした。

実際現地からのツイート、街歩き中のポケモンGO、問題無くできました。
何かあればすぐネットで調べる習慣がある私達には快適な環境でしたね。
しかし、通話をしなくても、通話ができない状態には思わぬ落とし穴が……。
これについてはまた改めて。具体的には2日目のラスベガス到着あたりで。


■審査ゲートをくぐれば出国扱い

○指紋認証はとても苦手

ネットカフェから空港へ戻り、出国審査に向かう前にもう一つやることが。
まさに目前に控えた出国審査を自動化ゲートで行うための登録手続きです。
少しわかりにくい窓口へ向かいさえすれば、その場で簡単な書類を書いて、
申請時にパスポートを提出し、両手人差し指の指紋を取ってもらうだけです。

登録手続き自体は10分もあれば完了するほどの、とってもお手軽な内容。
それでもこの一手間で、出国時、そして帰国時も審査が楽になるのです。
……楽に、なるのです。なるはずなのです。なるはずだったのです。ああん!

○いざセキュリティチェック、そして出国審査へ

国内での手続き・準備は完了し、あとは粛々と出国を許可してもらうだけ。
そんな私の目に飛び込んできたのは、謎の黒くて四角いおハイソなゲート。
デジャブを感じつつ、見覚えのあるマークが描かれていることに気が付きます。
「これ……私達も通れるんじゃないかな?」
物は試しと受付の人に航空券と会員証を見せると、すんなり中に入れました。
ゲートの向こうにあったのは、混雑とは無縁の会員専用の保安検査場でした。
そう、ここでもやっぱりスターアライアンスゴールドの恩恵に与れたわけです。
ちなみにセキュリティチェック自体は、国内線と大差無いような印象を受けました。

セキュリティチェックの後はいよいよ出国審査……の前に今回は不要の税関。
もっとも、当初10,000ドル持つとはしゃいでた畜生が有言実行していた場合は、
出国審査の前に追加で手続きが入ってたわけで……説得できて良かったわあ。
アメリカへの現金の持ち出しは、10,000ドルを超えると税関手続きが必要です。

と言うわけで、私達は出国審査に直行。カウンターではなく自動化ゲートへ。
カウンターでは係員の人にパスポートと搭乗券を見せてハンコをもらうのかな?
自動化ゲートと比べて少し混雑した印象、そうでなきゃ自動化の意味無いですね。
私達は端末でパスポートスキャン、指紋照合、顔写真撮影、以上で審査終わり。
カウンターの審査時間と比較できませんが、スムーズに進めばあっと言う間です。

○免税フロアは異世界

審査完了、それは出国完了と同義。この時点で私達は日本を出国しました。
そこから先は免税フロア、たくさんのブランド店と謎のお土産屋が並びます。
なんとなく浮世離れしたその空間は、私が知らなかった成田国際空港でした。
いつも利用していたエリアでは感じられなかった「国際空港」としての表情。
今自分は日本を離れているんだと、ぼんやり感じずにはいられませんでした。

20160817022203.jpeg
[ 2016/09/27 23:08 ] 2016年アメリカ旅行 | TB(0) | CM(2)

【0日目_01】 最初の海越えは津軽海峡

はじめに)  前準備 : 1 ・ 2 ・ 3

■旅立ちの朝、装備はばっちり!

○遠征民の朝は早い

太陽の気配がまだ少し遠い朝5時半、眠い目をこすりマンションを出る私達。
お互い肩には普段使いのカバンを下げ、その手には大小のカートを引いて。
「まるでカルガモが列になって歩いてるみたいだ」とは前を歩く偶蹄目の談。
一人と一頭と二つのカートが縦一列に並んで、札幌駅へと向かいました。

○非日常では日用品にも注意が必要

偶蹄目が持つ大きいカートは、機内持ち込みができないサイズで預け入れ用。
中には二人の一週間分の衣類と、機内持ち込み検査が面倒な液体・ジェル。
具体的には歯磨き粉、日焼け止め、洗顔料、その他関連用品を一まとめ。

国際線の飛行機内へは、液状の物の持ち込みが著しく制限されています。
20cm四方のジップロックを一人一個、中に入れる容器も一つあたり100mlまで。
大き目の物や機内で使わないだろうものは、潔く預けることに決めてました。
これ、化粧水やリキッド系化粧品の扱いも同じなので、女性は大変そうです。
……え、私? いや全然苦労しませんでしたよ? だって、ねえ……(遠い目)

ともあれ、衣類と洗面用具専門なら、ロストバゲージの痛手も小さいだろうとも。
衣類がかさばる分、さほど重くはないけれどスペースの余力は無い状態です。

○爆発炎上もボッシュートも嫌ですよ

私が持つ小さいカートは、機内持ち込みができるサイズで中身もそれ用の編成。
機内で使うだろうネックピロー、アイマスク、普通のマスク、耳栓、スリッパなど。
そして地味に重要なのが、モバイルバッテリー、ひげそり、充電器等の電器製品。
やや高価だからロストバゲージ警戒……ではなく預け入れ禁止回避のためです。

モバイルバッテリーやデジカメなどのリチウムイオン電池、預け入れできません。
それを把握せず預け入れ荷物の中に入れてしまうと、容赦の無い没収不可避。
貨物室での発火には対応できなくても、客室なら対応できるから、なんでしょうね。

カート内は帰りのお土産や荷物の移動を見据え、少しだけ余裕のある状態です。

○文字通り肌身離さず

あとは私のカバンに、ジップロックに入れた小さめの日焼け止めと目薬と塗り薬、
デジカメが入ってるくらいで、二人のカバンは普段同様の身の回り品が入ってます。

あ、その他に海外旅行らしいカバンがもう一つありましたね。セキュリティバッグ。
飛行機内やチェックイン前でホテルのセーフティボックスが使えない状態の時に、
パスポート・高額現金を全て入れて、首から服の下に下げるようにしていました。
セーフティボックスに高額現金を移した後は、パスポート入れてバッグインバッグ。
……普通の海外旅行よりもたっぷりの現金を持つ分、警戒心も強かったですね。


■黄金のご威光に早速すがってみる

○時は金なり!

そんなこんなで、快速エアポートではなく普通列車に揺られて新千歳空港へ。
普段の本州遠征時はLCCのお世話になってばかりで、ANAってだけでも貴重。
そのうえ今回はスターアライアンスゴールドの恩恵に与ることができるわけで。
一体どんなものなのか、ワクワクしながらチェックインカウンターへ向かいました。

3連休の初日ということもあってか、まだ早い時間にも関わらず空港は大賑わい。
あちこちのカウンターで列が発生している中、颯爽とあるレーンへと向かう偶蹄目。
(専用カウンターは待ち無しかよ……!)
実にすんなりとチェックインも進み、手荷物をデンバーまで預け入れる手続きに。
偶蹄目の大きなカートに、「PRIORITY」と書かれたオレンジのタグが巻かれました。

その後偶蹄目について歩くと、いつも遠巻きに眺めていたおハイソな黒いゲートへ。
(あ、中は普通に保安検査場なんだ)
もっとも、待機列の短さは普通の保安検査場とは全く比にならないのが流石です。
そしてその奥に、まだおハイソゾーンは続いています。検査場直結のANAラウンジ!

○酒が飲める飲めるぞ

IMG_8278.jpg

図書館のように物静かで落ち着きのある空間は、どうやら中の物を食べ飲み放題。
日本酒とか、ビールとか、全部飲み放題っていうのは、多分きっとなんかすごい。
もっとも私も偶蹄目も朝からお酒飲める人間ではないので、普通にジュースを選択。
明らかにお酒を飲む人向きであろうおつまみも一緒にもらってきちゃう貧乏性です。
一席ごとに充電用のコンセントも備えられていて、ゆったりと搭乗時刻を待てました。

○先に乗りたい窓側好きの性

成田へ向かう便の搭乗開始時刻が迫り、名残惜しくもANAラウンジを後にしました。
そして知ってはいてもやっぱり嬉しい、明らかに他より早いタイミングでの搭乗開始。
窓際の席が好きな偶蹄目とその並びに座る私は、早めに入れる方がありがたや。
やっぱり他の人の前を横切るのは、お互いに何かと気を使っちゃいますもんね。

こうして、早速スターアライアンスゴールドの恩恵に与り、まずは成田を目指す二人。
飛行機の中では特典はありませんが、LCCに比べればANAってだけで大満足です。
いきなりのプチセレブ気分を味わいながら、旅はきっとまだ始まったうちに入りません。
[ 2016/09/27 19:45 ] 2016年アメリカ旅行 | TB(0) | CM(2)

【前準備_03】 ゴールドとカネの錬金術

■スターアライアンスゴールド会員になろう!

○「優先権」という単語の甘美な響き

今回私達が大量に貯めこみ利用するに至ったのは、ANAのマイルでした。
国内線はANA、国際線・アメリカ内移動は提携のユナイテッド航空を利用。
これらの提携関係は、「スターアライアンス」というグループによるものです。

スターアライアンスには会員ランクがあり、ランクに応じ特典があります。
条件を満たしてゴールド会員になれば、以下のような特典が得られました。
 ・空港での優先チェックイン(会員限定の専用窓口の利用可)
 ・優先搭乗(搭乗案内で最初の方に会員呼び出し)
 ・手荷物取り扱いの優先(会員タグ付けてもらって到着時早く出てくる)
 ・空港ラウンジへのアクセス(会員等一部の人のみ利用可)

こんな感じでとにかく「優先権」が得られる、魔法のステータスなのです。
しかしゴールド会員になれるのは、基本的にはたくさん飛行機に乗る人。
……後で調べてびっくりしましたが、本当にたくさん乗らないとなれません。

○金でゴールドを得た錬金術師・偶蹄目

せっかくの海外旅行、少しでも快適に過ごしたいと考えたのが偶蹄目。
旅行の計画と同時進行で、このゴールド会員になろうと画策してくれました。

実はユナイテッド航空には「お試し期間」的な会員体験があるのです。
他の航空会社でゴールド会員に相当する人に対する「ステータスマッチ」、
このシステムでユナイテッド航空でもプレミアゴールド会員になれるのです。
ユナイテッド航空プレミアゴールド会員=スターアライアンスゴールド会員。
期間は3ヶ月だけですが、今回の旅行だけなら十分。(条件次第で延長も可)

そして他の航空会社の中に、飛行機に乗らずとも条件を満たせる会社を発見。
「クレジットカードの作成」でゴールドメダリオン会員になれるデルタ航空です。
ゴールドカード作成審査に通り、晴れてデルタ航空のゴールド会員になった後、
ステータスマッチの申請を行い、見事ユナイテッド航空のゴールド会員に進化!
一時的とは言え、効力は正式なスターアライアンスゴールド会員と全く同じです。

一つ注意するべきなのは、デルタ航空のゴールドカードには年会費がかかること。
年会費は税抜き26,000円。つまり、お金の力で手にしたゴールド会員なのです。
しかしこのカードは入会キャンペーンも多く、それによってマイルが得られます。
私達も上手くやりくりしておそらく20,000マイルは手にすることができたようです。
そしてデルタの20,000マイルは、スカイマークの新千歳・羽田間往復に使えます。
……まさに等価交換の錬金術。こういうシステム利用ではさすがの偶蹄目かな、と。


■円からドルへの両替という名の錬金

○おのれ手数料

アメリカへ行くにあたり、必須とも言っていいのが日本円とアメリカドルの両替。
現地での決済のメインはクレジットカードですが、それでも現金は必ず使います。
日本では馴染みのないチップ、カジノでの掛け金、どちらも現金がベースです。
ひょっとしたら何らかのトラブルで、用意したカードが使えない可能性もあります。
ともあれ、アメリカがどんなクレジットカード社会であれ、現金も不可欠なのでした。

円から円への両替とは異なり、円ドル・ドル円の両替には手数料がかかります。
レートの額面通りにお金は動かず、しかも両替の場所によって手数料も変わります。
アメリカよりも日本で、空港の両替所よりも銀行で、より安い手数料で両替できます。
用意する現金が高額なほど、1ドルあたりいくらで計算する手数料の影響も大。
……どう考えてもやっぱり、なるべく手数料をかけずに両替したいものですよね。

○FXはコワクナイ、コワクナイヨー!

今回活躍したのが、オンラインFX『マネーパートナーズ』の口座経由での両替です。
FXと聞くと、「損しそうで怖い」「仕組みがわからず不安」と思う人もいるのかな。
とっても雑に説明すると、FXっていうのは資産で両替を繰り返す取引なのです。
利益を出そうとすると、為替レートの動きに神経を磨り減らさなければなりません。
前の両替より割良く両替しないと、お金を交換するたびに目減りしますからね……。
裏を返すと、1回きりの両替ならその時のレートで納得できればそれでいいわけで。
何度も両替を繰り返すためか、FXは両替時の手数料がとても安くなっています。
今回の旅行では、私達もこのマネーパートナーズの口座を使ってドルを買いました。

マネーパートナーズの利点は、オンラインで買った外貨を空港で受け取れることです。
FX口座を作るという敷居の高さはあれど、口座作成・維持は無料なのも重要かな。
受取手数料として別途500円がかかりますが、それでも銀行手数料よりも安いです。
紙幣がバランス良く揃った100・500・1,000ドルの3種類のパックが用意されています。
今回私達は500ドルパックを2つ・1,000ドルパックを1つの計2,000ドルを注文しました。

IMG_8280.jpg


■概ね準備もできたところで

○次回更新、ようやく出発します

アメリカ旅行記といいつつ、ぐねぐねと前準備について書き連ねてしまいました。
ただ、このブログ記事は備忘録としての側面も備えているのは既に説明済み。
準備の段階からあれこれ情報収集して楽しんでいた私達の足跡を残しました。
旅行記中でも触れますが、ゴールド会員になれたことは想像以上に重要でした。
事前準備から力を入れて臨んだ、初めて二人で挑む海外旅行……お楽しみに!
[ 2016/09/26 22:26 ] 2016年アメリカ旅行 | TB(0) | CM(2)

【前準備_02】 ラスベガスを楽しむために

■知れば知るほど魅力的な街ラスベガス

○これ一冊で基礎はばっちり『るるぶ ラスベガス』

とんとん拍子に進んでゆく旅行の枠組みに対し、私達のイメージは貧困なままでした。
より現実的なイメージを持ってこそ、詳細な計画を詰められるのではなかろうか。
そんなわけで、とりあえず一冊。『るるぶ ラスベガス』を買ってみることにしました。

何か調べたいことがあればネット検索、というのが基本的な私達のスタンスです。
しかし今回については、紙媒体かつ要点がまとまったこの一冊に助けられました。
自分が何を知らないのか、何を知りたいのかさえわからないような状況において、
「こんな感じ! こんなのもあるよ!」と様々な魅力を提示してくれるだけでなく、
出国の準備・各種手続きの案内や現地で必要な知識もしっかり掲載されています。
さながらゲームの説明書……いや、発売日に同時発売される初心者向け攻略本?
暇さえあれば本を開いて、ラスベガスのイメージと期待を大きく膨らませていました。

特に役に立ったのは各種マップ。ホテルの位置関係や距離感をイメージしやすく、
「あれもこれも!」を大切にしながら、現実とのすり合わせを行ううえで重宝しました。
移動手段や所要時間を知ることで、目的地の取捨選択や旅程の構成もスムーズでした。
また、ホテル・食事・ショーなどカテゴリごとの記事は、比較検討がし易く良かったです。

○大正義『ラスベガス大全』

出発の直前までとにかくお世話になったWebサイトが『ラスベガス大全』でした。
ラスベガスのあらゆる情報が網羅され、こちらも暇さえあれば記事を読んでいました。
常設記事については、一部情報や内容が古いものもあり、知りたい内容がないことも。
(比較的新しいコスモポリタンへの関心があったのですが、あまり記載がなかったです)
それでもなお膨大な情報量と、週刊で読める最新事情は、本当に役立つものばかり。

観光ツアーの紹介記事とツアー斡旋は、具体的な旅程を詰めるきっかけになりました。
大全の記事を読んで、ラスベガス観光はグランドキャニオン観光の絶好の機会と認識し、
また観光するなら飛行機での移動が最も理想的かつ現実的だと考えるようになりました。
さらに他の観光ツアーの記事を読むうちに、ストリップショーへの興味を抱いてみたりも。
FAQも充実していて、知れば知るほど嫌悪よりも好奇心が勝るようになってしまいました。
どのツアーも料金等はっきり明示してあり、他のツアーサイトと比べても差のない額でした。
メールでの対応も迅速かつ丁寧で、ツアー斡旋は大全に任せて良かったと感じています。

週刊ラスベガスニュースは、あまり更新のない常設記事へのフォロー的に役立ちます。
最近だと特にUberとポケモンGOに関する記事が、私達にとってためになる内容でしたね。
単純に読み物としても面白く、ラスベガスが常に移り変わる街だという実感ができました。
同じく週に一度更新があるジャックポット情報を見て、夢見がちになる日々をおくりました。

○魅力をどんどん知っていった結果

「あー、やりたいことも行きたい場所もたくさんある! あと一日あればなあw」
「わかるわかるw まあ頑張っていい感じにスケジュール組んでね」

「……スケジュールありがとね。しかしこれ、どこでカジノ行くのがいいんだ……」
「それな。一応ここで考えてるけど、正直十分な時間とは言えないよねえ」
「「うーん……」」

「……むー、滞在、あと一日延ばせないかな……?」
「実は航空券組み替えれば、手数料かかるけどあと一日滞在できるの確認した」
「「延ばそう」」

それぞれ職場で金曜に追加の休日申請を行ったのが、出発一ヶ月半前でした。


■ただ飯ただショーただカジノただホテル!

○無料より安いものはない『My Vegas』

ラスベガスに行くことを決めた直後、偶蹄目からスマホアプリのインストール依頼。
それが『My Vegas』、ひたすらスロットマシーンを回し続けるゲームアプリです。
このアプリの素晴らしいところは、ゲーム内でリアルの賞品を手に入れられること!
ゲームで遊んでポイントを貯めて賞品と交換。この過程が全て無料でできるんです。
……もちろん課金もできますけどね。しかしそんな本末転倒な課金はしません。

スマホ版アプリ3種(今は4種あるはず)・Facebook版アプリ1種が存在していて、
賞品の交換に必要なポイントは全てFacebookアカウントで紐付けることができます。
最初は全てのアプリを動かしていましたが、最終的にはスマホ1種とFacebookのみ。
通勤中、パソコン起動したついで、寝る前に少し、そんな感じでゆるく遊びました。

ログインの際、デイリーボーナスや一定時間経過ボーナスで、カジノチップを貰えます。
それを使ってスロットを回し、一定額回すたびに賞品と交換できるポイントをゲット。
基本的にはその繰り返し・積み重ねで、あとは各アプリ毎にやや異なる設定です。
Facebook版アプリは、スロットを回すたびにラスベガスのホテル街を作ることができ、
ホテルが建つほど時間経過で貰えるチップの量が増え、さらにスロットを回せます。
スマホ版アプリは、ミッションが設定されていてクリアするとチップとポイントゲット、
さらに次のミッションへ進むことができる、わかりやすいやり込み要素になっています。

○無料で何ができたかな?

さくっと結論を述べてしまえば、最終的に得られた賞品は以下の通りになります。
 ・ベラージオのThe Buffetでのランチ二人分無料(約56ドル)
 ・ベラージオのカジノでの25ドルフリープレイ
無料のゲームで遊んで得られた賞品の価値は約80ドル、私にとってはそこそこの額。
この他に現地で急に使うことを見据えて、いくらかポイントの予備を残してありました。

課金せずに遊び続けた賞品としては、決して悪くない内容だと思っています。
使用できる条件が色々ありますが、事前によく確認して賞品を選ぶ楽しみもありました。
また、ゲームを通じてスロットマシーンやブラックジャックの仕組みを理解できました。
無料で遊べて賞品まで貰える。ラスベガスへ行く際には遊んでみるのをオススメします!
[ 2016/09/25 11:11 ] 2016年アメリカ旅行 | TB(0) | CM(2)

【前準備_01】 そうだ アメリカ、行こう。

■思い立ったが吉日のふわふわ旅行計画

○コスパの良いマイルの使い道は?

我が家の資産運用は、基本的に偶蹄目が一手に引き受けてくれています。
そんな偶蹄目から、「マイルがたくさん貯まったので飛行機いっぱい乗れるよ」
という話が持ちかけられたのが、今年の5月初め頃だったと記憶しています。
その数優に11万強。東京まで二人で3回は往復できるねー、と話したものです。
……しかし、近年私達の謎解きイベントへのモチベーションはさほど高くはなく、
何度も東京へ足を運んでまで遊ぶのかと疑問を感じて、いったん話は終わり。
そして次に持ちかけられたのが、「海外に行こう!」という発想の飛躍でした。

調べてみると、どうも移動距離が長くなるほど、マイルの使用効率が上がる気配。
料金比率で考えると、札幌東京間よりも海外へ行った方が確実にコスパが良い。
発想が飛躍しつつも、常々コスパ厨の傾向がある偶蹄目らしい提案だったわけです。
私は私で、よもや偶蹄目からそんな提案があるとは願ってもない絶好の機会でした。
と言うのも、過去に偶蹄目が海外なんか行きたくないと宣言していたのを知っていて、
この人と一緒に海外旅行をする可能性を考えたことすらなく、思いがけない好機。
そんな二人の思惑が合致して、机上の空論を組むにも俄然気合が入ってきました。

結論は「たっぷり乗り継ぎ入れて、存分に海外旅行を楽しもう」で落ち着きました。
マイル特典の航空券は、最終目的地への乗り継ぎも含むというのが決定打。
この「乗り継ぎ」は、日本国内(乗り換え)と海外(途中降機)で仕様が異なります。
往路・復路それぞれで、新千歳からの直行便だけでなく成田・羽田利用も可。
海外では1度だけ途中降機で24時間以内の滞在ができ、事実上2都市訪問可。
まさに高コスパな旅であり、どこを目指してどう旅程を組むのか期待が膨らみました。

○経由地はどうしよう?

そうしてエリアごとの必要マイル数と航空運賃の比率などを考慮した結果、
最終目的地は「北米」であり「日本からの直行便がない」ラスベガスになりました。
二人で見た『オーシャンズ11』への憧れ、一生に一度は遊んでみたかったカジノ、
最初はその程度のイメージで、漠然とまだ見ぬ娯楽都市に胸ときめかせたものです。

ラスベガスを目指すにあたり、経由地となる空港を選ぶ必要がありました。
ここでようやく、「アメリカへ行って何したい?」を現実的に考える段階を迎えました。
まずはアメリカでやりたいことを二人でブレーンストーミングしつつリストアップ。
当時の資料を振り返ると、試合観戦系(競馬、野球、ボウリング、ダーツ、X-GAME)、
見学系(先端・情報産業、航空産業、工場、軍事)、エンタメ系(観光、ゲーム)、
などとありました。完全にイメージありきで、アメリカをよく知らないんだなと実感。
経由地候補がサンフランシスコ、ロサンゼルス、シアトル、そしてデンバーと知り、
それぞれの都市にどんな面白そうなものがあるのか、調べてみようということに。

最終的にデンバーを経由地として選ぶに至ったのは、結局私達らしい要素でした。
 ・私達の幼少期の想い出で日本には既に存在しない「Laser Quest」が現行稼動
 ・決して人口が多い街ではないのに常設の謎解きがいくつもある
 ・アメリカで数少ない造幣局があり見学ツアーを行っている
 ・ユナイテッドの直行便が就航してまだ3年、空港からの鉄道が今年できたばかり
珍しい体験や変な体験や新しい体験、私達が好む傾向とデンバーが重なりました。
こうして机上の空論はその骨組みを形にして、既成事実へと変容していくのでした。


■計画実現に向けての下準備

○切り札「新婚旅行」

旅行の計画は日に日に現実味を帯びていくばかり……心は決まったも同然でした。
お互いに暦通りに動く職場、計画の段階で既に目標はシルバーウィーク狙い撃ち。
5月の末には、偶蹄目が火・水曜、水曜定休の私が火曜の休みを申請することに。
問題無く申請が通りそうな気配を受けて、すぐさまサクッと特典航空券を申請しました。
4年目の新婚旅行ってどうなのよと思いつつ、快く休みをくれた職場に感謝しきりです。
……この時はまだ、木曜に帰国して、金曜は出社予定の計画だったんですけどね。

○情報収集と取捨選択

乗り継ぎの関係で、目的地・経由地を決め、それありきで旅行の詳細を組みました。
普段日本で旅行の行程を組む時は、担当が偶蹄目で、ひたすら日程を詰め込みます。
今回は情報収集の時間の関係もあり、主に私が各種調査・日程調整を行いました。
その過程で初めてわかること、知ったこと、やりたいこと、あふれんばかりに出てきます。
特に交通機関の利用と地区の治安は、調べるのが難しくても熱心に調べました。

結果的に、まずデンバーでのやりたいこと筆頭だった「Laser Quest」を切りました。
都心部から離れた郊外にあり、バスと電車で行けるものの片道50分見込み。
アメリカは特にバスの時刻表があてにならず、夜間の街歩きもできれば避けたい。
調べてわかったやりたいことだったのに、調べてそれをやめようと決める不思議。
もしもこれが日本なら、何の躊躇いも無く旅程に組み込まれていたと思います。

また、謎解きへの参加についても、偶蹄目とたびたび話し合いを重ねたものです。
チーム戦において、言語が不自由であることは、他のメンバーにも迷惑をかける。
……私がそう主張する一方で、それでも偶蹄目は参加したい気持ちを告げます。
いくつもの団体のサイトを読み、PUZZAH!だけが時間枠単位でのチーム申込と判明。
自分達だけで参加できるのは、他の人達に迷惑をかけるリスクを考えなくていい。
言語の壁で解けない可能性を考えつつも、私もようやく参加に前向きになれました。
これまた十分に調べてわかったことなので、やはり情報収集は大切なことなのです。

全体を通して、日本では考えられないくらい余裕と幅を持った旅程を組みました。
担当が私だったことももちろん、何が起こるかわからない旅への緊張感の表れですね。
ラスベガスの下準備にはこれまた色々とありましたが、続きは次の記事で。
[ 2016/09/24 18:14 ] 2016年アメリカ旅行 | TB(0) | CM(4)

2016年アメリカ旅行 備忘録

■はじめに

IMG_8661.jpg


2016年9月17日から9月23日まで、偶蹄目と二人でアメリカへ行ってきました。
結婚してから3年強、実はきちんとした新婚旅行はまだ済んでいなかった私達。
今回の旅は新婚旅行気分……も抱きつつ、結局はいつもの私達らしい旅でした。
それはつまり、たくさんの楽しいといっぱいの驚きとそれらの共感に満ちた旅。
そして意外なことに、私達の距離がさらに近付き互いの存在を大きく感じた旅。
この上ない非日常は、とても愛おしく幸せで、それらを記録に残したくなりました。

というわけで、久し振りのブログ更新はアメリカ旅行記……という名の備忘録です。
他の誰かのためというわけでなく、単純に自分達が過ごした日々を忘れないために。
記事をまとめながら、とりとめも無く様々なことを思い返しては嬉しくなるために。
特に書き溜めや編集へのこだわりもなく、気の向くままに書き連ねたいと思います。
最後まで完走したいものですが、はてさてどうなることやら、更新をお待ちください。


■旅行概要

CIMG5610.jpg


今回の旅程は以下の通り。0日目と7日目は日本時間、他はアメリカ時間です。

○9月17日(土) 0日目:出国

○9月17日(土) 1日目:デンバー
  PUZZAH!:KAZAM!

○9月18日(日) 2日目:ラスベガス
  ベネチアン:ゴンドラライド
  リンク・プロムナード:ハイローラー
  ベラージオ:スロットマシーン・O・噴水ショー

○9月19日(月) 3日目:ラスベガス
  グランドキャニオン:ブライトエンジェルロッジ展望台・マーサーポイント展望台
  little Darlings:ストリップショー

○9月20日(火) 4日目:ラスベガス
  エクスカリバー:ブラックジャック・クラップス
  MGMグランド:KA

○9月21日(水) 5日目:デンバー
  PUZZAH!:Tick-Tock

○9月22日(木) 6日目:帰国

○9月23日(金) 7日目:帰宅・全旅程終了

一日に一つは何かしら一大イベント・観光があったんだな、と改めてしみじみ。
しかし、ここには書いていない小さな街歩きそれ自体にも想い出がいっぱいです。
一週間の日々は、ひたすら非日常に満ちていて、またとない体験でした。

これからいくつの記事になるか、完走にどれだけ時間がかかるかわかりませんが、
それぞれの日ごとにあった印象深い出来事や、Tipsめいた内容のあれやこれやを、
順を追って記事にしていければいいなあと考えているところです。予定は未定。
ともあれ、まずはそもそもどんな経緯からこの旅行に至ったか、からスタート予定。
私達にとってはいつだって、旅行の計画段階もまた、大きな楽しみの一つですから。
[ 2016/09/24 16:13 ] 2016年アメリカ旅行 | TB(0) | CM(2)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。