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『羊ヶ丘探検記』感想(※ネタバレなし)

【2013.08.30記事作成】

■イベント概要

20130816_01.jpg

羊ヶ丘探検記 ~クラーク博士と幻の交信書~(公式告知ページ)
主催:トムソーヤ/さっぽろ羊ヶ丘展望台
会場:さっぽろ羊ヶ丘展望台
参加費:無料(入場料金:大人500円)

クリアまでの所要時間:40分
チーム形式:任意チームの個人戦


■よかった

○丁寧であっても露骨ではない情報提示
謎解きにおける全ての漢字にルビが振ってあることから始まって、
道中で必要となる場所の存在は全て網羅してある会場マップ、
今何をすべきなのかが明示されている文章など、とにかく誘導が丁寧。
示されている謎さえ解ければ、その対象をすっきり見つけられました。
変にもったいつけず、かと言って解答そのものを露わにしないよう、
小問ごとに謎解きや探索のバランスが上手く取れていたと思います。

○謎解きイベントらしい気持ち良さの実現
一般向けの探索型でしたが、謎解き好きな私も十分な満足感を得られました。
小問集合からの一ひねり、そして気付いた瞬間「これかー!」の大謎の流れは、
時限式イベントの構造に似ていて、閃きによる爽快感も近いものがありました。
謎解き慣れしている私達には半ばお約束と言っても過言では無い構造ですが、
それを今回のようなイベントで体感できたのは正直嬉しい誤算でした。

○物語と謎解きのオチとなるご褒美
解いてきた謎も踏まえつつ、物語のフィナーレとして納得できる内容でした。
物自体が良いプレゼントも嬉しいですが、こういうアイデア勝負も好きですよ。
地味に複数パターン用意されていて、同行者がいると面白さも二倍三倍四倍。
謎を解いて終わりにせず、一つの体験としての完成度を高めていたと思います。


■もうちょっと

○ネタバレ会話にご用心!
どうしても動線の関係で、序盤と終盤の人が行き交う機会も生まれました。
幸い私達がネタバレとなる会話を耳にしたのは問題無いタイミングでしたが、
解いている最中に会話を聞いてしまうリスクがあったことも想像できます。
印刷物の注意事項などで、周囲への少しの気遣いを促してもよかったかと。
解けて嬉しくなっちゃう気持ちはよくよく理解できるんですけどね……。


■総括

一言でまとめるなら、安定のHRMクオリティ。今回はトムソーヤ名義ですが。
基本に忠実で丁寧な構成は、今回も存分に発揮されていたと思います。
低すぎず高すぎずほどほどの難易度で、探索にも必然性を感じられました。
私達が参加した時間帯も、解答用紙を手にした家族連れで賑わっていました。
途中で投げ出したっぽい人の気配は無く、皆さん悩みつつも楽しんでいたご様子。
抑えるべき所を抑えていて、「初めての謎解き」にも適していたと思います。

入場料はかかれども、中で様々な体験ができる類の観光名所でもないですし、
こうしたイベントを通じた方が、かえって羊ヶ丘を満喫できた気がします。
以前に一度行った時は、ただひたすら羊と風景を眺めて終わってしまったので。
会場の魅力を引き立てるという点でも成功したイベントだったと考えています。

個人的に一番好きだったのは、最後の謎の最後がアレだったこと。
明らかに特異な存在によって解法を示唆していたし(実際メタ読み成功)、
わかる人にとっては、アレが締めだと収まりも良かったかな、と。

HRM絡みの一般向け謎解きイベントとしては最も面白かったです。
これまでの謎解きがあまりに簡単すぎたからという要素も大きいですが、
今回だって基本的には小問瞬殺、大謎までストレートの流れです。
難易度だけではない「謎解きイベント」らしさが、綺麗にまとめられていました。
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[ 2013/08/16 11:30 ] トムソーヤ/HRM | TB(0) | CM(0)

『エルム博士と黄金虫のナゾ』感想(※ネタバレなし)

【2013.08.29記事作成】

■イベント概要

20130811_02.jpg

エルム博士と黄金虫のナゾ(公式告知ページ)
主催:P&Aリンケージ/株式会社赤平振興公社
会場:エルム高原家族旅行村
参加費:100円

クリアまでの所要時間:1時間(会場内移動時一部バイク使用)
チーム形式:任意チームの個人戦


■よかった

○問題・解答用紙が魅力的
謎解きのために渡される印刷物が、カラフルで賑やかで面白いつくりでした。
もちろん華やかさだけでなく、そこかしこにしっかり謎が織り込まれています。
一目見てワクワクする紙が、自分の閃きでもっとワクワクできるものになる。
常時手元でじっくり眺めているからこそ、この出来の良さが嬉しかったです。
個人的には、フルカラーを活かしたアレが現れた時が爽快感の頂点でした。

○ロケーションの効果が絶大
会場となるキャンプ場が楽しくて、それが謎解きの楽しさにも転じていました。
山並みに囲まれた静かで広々とした敷地の中には、草に木々に川だけでなく、
滝と水遊び場、ロングローラー滑り台をはじめとした遊具、不思議な彫像群、
テニスコートなどのスポーツ広場、そして人を選ぶでしょうがたくさんの虫!
私達が足を運んだ時も、既に何組ものキャンプ客の方が来ていました。
探索すべき謎のヒントも、それらの見どころに分散して配置されていたため、
必然的に移動も大変ではあるのですが、その過程すらもワクワクできました。
……とは言っても、敷地の広さに挫けて私達は一部バイクを使っています。
午前中の小樽謎解きと直前までの長距離ツーリングによる疲労がその要因。
それでもできることなら、徒歩でまったり挑むのがベストだったと思います。


■もうちょっと

○人間の眼は必ずしも万能ではない
人によって見え方は多少異なりますし、野外の場合は天気にも左右されます。
ブログ編集のために写真を整理していて、ようやく腑に落ちた謎がありました。
現地ではピンと来なかったため、力業で解いてしまっていた箇所でした。
さして困難ではない謎であっても、できれば正攻法で解きたいものです。
視覚判別が謎の本質に関わる箇所は、丁寧に検証・調整されるべきと考えます。


■総括

一般向け探索型としてはそれなりに歯応えもある難易度だったと思います。
閃きを要する謎が解けた時の爽快感もなかなかのものでした。
キャンプに来ている子供達なら一晩時間をかけて考えられますし、
謎解き目当ての大人でも十分会場の雰囲気を味わうことができました。
想定できる幅広い対象にワクワクを提供できたのではないかと。

会場へ向かうにも一苦労な謎解きは、非日常を強く実感できる一面もあります。
特異な設定にも説得力がある環境下で、きちんと物語も成立していました。
謎解きを一つの手段として、非日常の中で自分が主人公になれた気持ち良さ。
このあたりも、会場と今回の謎が上手くマッチしていた要素だと感じました。

『小樽謎とき探偵団』感想(※ネタバレなし)

【2013.08.26記事作成】

■イベント概要

20130811_01.jpg

小樽謎とき探偵団(公式告知ページ)
主催:堺町にぎわいづくり協議会
会場:小樽堺町通り商店街
参加費:初級編 300円/中級編 500円

クリアまでの所要時間:40分(初級・中級同時進行)
チーム形式:任意チームの個人戦


■よかった

○無駄を抑えた動線
会場は長い商店街でしたが、何往復もさせられることはありませんでした。
最初に問題用紙の全ての謎を解いて目的地の目星をつけられれば、
あとは商店街を歩きながらきょろきょろすることに集中できました。
謎はかなりはっきり目的地を示すので、見落とすこともなかったです。

○お祭りに溶け込んだ謎
「ゆかた風鈴まつり」内でのイベントであることを活かした設定でした。
探索型定番のチェックポイントでの謎提示が「アレ」で行われています。
これを探すために、自然とお祭りの景色によく目が向けられました。
小樽のイメージや堺町通り商店街の情緒ともピッタリだったと思います。


■もうちょっと

○解答用紙は持ち帰りたい
謎解き終了時に難易度ごとの認定証をもらうことができるのですが、
問題・解答・アンケート用紙となっている指令書は回収されてしまいました。
賞品の抽選券も兼ねているため、不正防止の意味合いもあるのでしょうが、
謎や試行錯誤や思い出を振り返る材料が手元に無いのが少し寂しいです。

○解法への説得力不足
一般向けなのは承知しているので、難易度については特に思うところも無く。
ただし、初級編のラストの工程は正直あまり納得いってないのが本音です。
最初は私の情報収集ミスを疑いましたが、どうもそうではなさそうですし。
閃き勝負の大謎は好きですが、それもあくまで適切なヒントありきのこと。
なぜあの工程が必要なのか、もっとヒントや説得力が欲しかったところです。
……何かしらの示唆の見落としによるものなら、大変申し訳無い意見ですが。
私の見落としがわかる方がいらっしゃれば、どうかその旨ご指摘ください。


■総括

お祭り内でのイベントということで、歯応えに期待するものではありません。
中級編ではそれなりの謎もありましたが、一般的なイベントの小問レベル。
それは承知のうえで、小樽の雰囲気や観光を楽しみつつ謎も解くというのが、
今回の探索型謎解きイベントの主眼になるのではないかなと思います。

8月17日・18日限定で新しい謎解きという噂を小耳に挟んでいましたが、
公式な告知が見当たらず、私達も実際に確かめることができなかったため、
真相は闇の中……特に難易度の差異について知りたかったところです。

街歩き含む探索型の謎解きは、とかくそのロケーションの威力が大きいです。
会場の魅力と謎が上手く噛み合っているかが、満足感に繋がるように思います。
もちろん私にしてみれば、ある程度の謎の難易度も期待したいところですが、
それよりもその場所ならではの「楽しかった!」を大切にしたいですね。

『めざめない部屋からの脱出』感想(※ネタバレなし )

【2013.08.17記事作成】

■イベント概要

めざめない部屋からの脱出(公式サイト)
主催:SCRAP/UHB北海道文化放送
会場:Zepp Sapporo
チケット価格:2500円

制限時間:60分
チーム形式:1卓6人のチーム戦


■よかった

○コラボを強く意識した謎
過去にもいくつかの作品とのコラボイベントに参加してきましたが、
その中でも比較的コラボ色が強い謎や構成だったように感じました。
わかりやすい演出面だけでなく、巧みに織り交ぜられるめざましっぽさ。
せっかくその名を冠するなら、これくらいやってくれてちょうど良いです。

○わかりそうでわからない絶妙な閃き要求問題
謎解きが終盤に入った頃に現れる、閃きを求められる問題が好きでした。
おそらく今回のイベントでの、最大の壁かつ最高の謎だったと感じています。
初心者経験者を問わずに、鋭い閃きさえあれば解ける見事な難易度であり、
各チームで試行錯誤が幾度も為されたんだろうなあと想像がつきます。
私達のチームでも一度ドヤ顔で導き出した解答が間違っていました。
それゆえ道半ばにも関わらず、ここを突破した時の気持ち良さは格別でした。

○スタッフが盛り上げるそれっぽい雰囲気
これは全国的にそうなのか北海道だけなのかはわかりませんが、
会場スタッフが一丸となって、設定を活かした雰囲気を作っていました。
謎を解くだけでなくそういう非日常を楽しむゲームなんだということが、
会場入りしてすぐに実感できる、なかなか良い感じの導入だと思います。


■もうちょっと

○最後の謎の爽快感がやや薄い
多くを語るのは困難ですが、導き方があまり好きではなかったです。
そこからの過程と結末は納得できて達成感はあったんですけどね。
もっとスッキリ解ききりたかったというのが本音ではありますが、
それはその発想に至れなかった私の責任であるというのもまた事実。
直前の謎が気持ち良すぎたのも爽快感が麻痺した一因かもしれません。

○アナウンスのプロは謎解き司会のプロではない
今回の司会は、北海道のフジテレビ系列局の女性アナウンサーでした。
確かに喋りは明瞭ですし、イベントの盛り上げにも配慮がありました。
ただ一点、解説の途中の段階で最終解答に触れたのはいただけない。
これは最終解答を導き出したチームには無用な緊張感を煽りますし、
最終解答を導き出せなかったチームには何のことだかよくわかりません。
解説を盛り上げるために面白エピソードとして紹介したかったのでしょうが、
あのタイミングで言ってしまっては、成否判定のドキドキが台無しです。
もう少し謎解きの構造を把握していれば起こらなかったミスだと考えます。


■総括

SCRAPのリアル脱出ゲームは作りが手堅く、謎解きの流れが美しく、
そして脱出成功の爽快感と達成感がすごいことを再確認しました。

今回はいつもの同行者に謎解き仲間が加わり、初めて6人一組での挑戦。
ある種お約束の様式美に対して、メンバーが揃うのがこんなに心強いとは。
もっとも、定番ではあれど使い古した感とは無縁なのも流石はSCRAP。
洗練され理不尽さが無い謎だからこそ、経験の強みを発揮できた気がします。
最終的に20分強を残した状態で脱出成功を決めることができました。

めざましテレビとのコラボかつ、開催が夏休み中ということもあり、
過去の札幌開催の全国公演と比べても参加者が多いように感じました。
また、8割くらいの人がリアル脱出ゲームへの参加が初めてとのことでした。
結果として35,6チームのうち脱出成功できたのは2チームだけでしたが、
解説時に会場内に大きく響いた、ちょっぴり悔しさ交じりの感嘆の声は、
数多くの参加者にとって失敗しても楽しかった証だろうと思います。

イベント中の熱気や、解説で謎が明かされるたびに起こるどよめきは、
今後札幌でさらにリアル脱出ゲームの参加者が増えることを予感させました。
奇抜ではなく新鮮で安定した質の謎を、SCRAPには今後も期待したいです。
[ 2013/08/04 13:30 ] SCRAP | TB(0) | CM(0)
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