2017 09123456789101112131415161718192021222324252627282930312017 11











スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

『お嬢様と執事のきまぐれパーティー』レポート(※ネタバレあり)

【2013.08.14記事作成】

■イベント概要

20130713_01.jpg

お嬢様と執事のきまぐれパーティー(公式サイト)
主催:イベンティア/Berry
会場:ビリヤード&ダーツ『Berry』
チケット価格:3000円(1ドリンク付き)

制限時間:60分
チーム形式:1卓4~5人のチーム戦


■心遣いが嬉しかったイベント前導入

会場は、ビリヤード・ダーツ台の他に面白いオブジェもたくさん並ぶ、オトナな雰囲気のBar。
スタッフの方にチケットを渡すと、招待状とドリンク引き換え券代わりのコインをもらえました。
お店の方曰くアルコールも注文可とのこと。ためらい無く昼間からカクテルを頼む私と同行者。
テーブルの上にはちょっぴりお菓子も用意してあり、こんな所もパーティー気分です。

20130713_02.jpg

席に着くと、今回のパーティーの主催者「菜々お嬢様」が直々に私達へ歓迎のご挨拶。
とても気さくで可愛らしく、注文した飲み物のことや謎解き経験についてお話を楽しみました。
そこへ執事の「諏訪野さん」もやってくると、おもむろに始まる二人の微笑ましい掛け合い。
イベント開始まで時間もあったのですが、優しく設定に引きずり込んでもらえた気分でした。
続きものとしての設定を活かしつつ、初めての参加者にも行き届いた心配りだったと思います。
そうこうしているうちに他の参加者の方も増え、そのたびに二人はお話に飛び回っていました。

最終的に、私達のチームは謎解きイベント初参加のカップルお二人を加えた計4人、
もう一つのチームは経験者っぽい方々計5人の、全2チームができたところでイベント開始です。


■明らかに伏線がたっぷりの前説

まずは菜々お嬢様から、今回のパーティーの変わった趣向について案内がありました。
「この会場のどこかに私の大切なものを隠してあります」
「皆様にはそれを見つけ出し、私の意図を正しく汲んでいただきたいのです」

謎解きの目的が明らかになったところで、諏訪野さんから進行についてのお話が。
「パーティーの途中、皆様にはダーツやビリヤードに挑戦していただくことになります」
「そこで、それぞれを上手に行うポイントをお店の方から教えていただきます」
と言うわけで、飲み物を出してくれたBerryのカッコいいお姉さんが拍手で迎えられました。
……本当にカッコよかったです。ダーツも、ビリヤードも、まさに百発百中。ただただ感嘆。
諏訪野さんから「どれくらい練習すればこれほど上達するのですか?」と問い掛けられ、
「そうですね、10000回はやらないと」と答えるお姉さん。ひええええ……。

最後に、進行に伴って手に入るコインシステムについての説明がありました。
このコインを1枚使うごとに、ダーツ/ビリヤードに3投/ショット分挑戦できるとのこと。
また、後ろに控えた情報係(という名の今回の問題制作・南さん)にコインを1枚渡すごとに、
桁数の多い複雑な計算英和・和英の翻訳、さらにはヒントの提供もお願いできちゃうとか。
もし途中で無くなっても、お嬢様が持ってるがま口の中にはコインがたくさん入ってるご様子。
お嬢様は楽しいことがお好きなので、ご機嫌になっていただければコインがもらえるみたいです。

大変和やかな掛け合いでゲーム進行の説明も済み、いよいよ制限時間60分のゲームがスタート!

20130713_03.jpg


■解いて投げて撞いて解いて

机の上の封筒を開けると、中から6枚の問題用紙が出てきました。
以下がその全て! ……既に解答が書き込まれているのはご愛嬌ってことで。

20130713_04.jpg

問題の内訳は、会場探索問題が4問、単体の小謎が2問、全てカタカナ一文字を導きます。

20130713_05.jpg

画像が荒くて申し訳無いのですが、会場内ではこんな感じに文字が隠されていました。
謎が示す正しい場所はもちろん、見た感じダミーもいくつも配置されていた気がします。

そうして6つのカタカナを問題番号順に並べると、「スワノホメロ」という一文が完成。
お嬢様と談笑している諏訪野さんをつかまえて、本音だだ漏らしで褒めまくりました。
「お嬢様に忠実な諏訪野さんカッコいいです!」「執事服がよくお似合いで素敵!!」
「あら諏訪野、なんだか随分褒められているのね♪」とニコニコ嬉しそうなお嬢様。
諏訪野さんからは、新しい問題と解答用紙、そして先に説明のあったコインをゲット。

20130713_06.jpg

既に埋まっている解答用紙はさておき、どうやら問題は全部で5問ある様子。
それは実際にダーツに挑戦し、当たった数字によって獲得できることがわかります。
この時に手に入れたコインは確か4枚、最大で12投のチャンスを得られたわけです。
せっかくなのでと最初の2枚分は全員で挑戦、1枚追加した時点で男性陣がさっくり成功。
まずはお嬢様の力を借りることなく、無事に5問の謎を手に入れることができました。

20130713_07.jpg

会場探索問題が4問、単体の小謎が1問、導かれる解答は全てアルファベット一文字。
D2・D5は一見すると普通に謎っぽいのですが、会場内の同じ文字表記を探す系でした。
意味深な表記に惑わされたのか、しばらく問題用紙だけ見て悩んでいた記憶があります。
「house」と諏訪野さんに伝えると、先ほどと同様のセット+カード1がもらえました。

20130713_09.jpg

20130713_08.jpg

どうやら今度はビリヤードに挑戦して、全部で4問ある問題を獲得するようです。
追加分・余剰分のコインを合わせて最大15ショットの挑戦権、余裕を持って臨めました。
また、カード1は明らかに単体では完成しないのがわかり、とりあえずこの時点では保留。
コイン1枚を使って問題を2枚手に入れた後、謎解き組とビリヤード組の二手に分かれました。
もっともそれも束の間、2枚目のコインで男性陣がまたもやさっくり全問題をゲット。

20130713_10.jpg

ビリヤードは4問全てが会場探索問題、やはりそれぞれアルファベット一文字が解答です。
難問はB3。なんとなく物騒な単語が並ぶのですが、それが何かさっぱりわからない。
カギは会場内のポスター……英単語が添えられた様々なドクロが並んだデザインでした。
それぞれの単語が示すドクロの指示方向に隣接するドクロの共通文字を見つけるようです。
「悪魔=devil」「刺青=tattoo」は瞬殺。「タバコ」も単語は難解でしたがイラストで自明。
しかし「猪突猛進」と「女衒」は単語もわからず、イラストからも皆目見当がつきません。
仕方が無いので思いっきり力業発動。わかった3つの単語から得られた解答候補は「E」か「N」。
他の3問の答えから4文字の英単語が成立するのは「SAND」の「N」だけ! 解答確定!!
……良い子のみんなは前説をしっかり聞いて、困った時にはちゃんと思い出そうね。
お嬢様の力も情報係の力も借りず、諏訪野さんへの報告を済ませ、カード2をもらいました。

20130713_11.jpg


■謎解きは二転三転

20130713_12.jpg

見ての通り、カード1とカード2は連続し、そしてこの2枚で完結させられるようです。
6文字の何かをカードの指示に従って処理すると、新しいメッセージが出てきそうな予感。
指示の内容から察するに、最初の6文字はカタカナ……さすがにすぐピンときました。
画像の書き込み通り、最初に手に入れたキーワード「スワノホメロ」の出番です。
 スワノホメロ→スワノーメロ→フワハーメロ→ハガハーセト→
 (4,5,1,2,6,3……文字目を「順に抜き出して」いくんだな!)→
 ーセハガトハ→!?
となったところで、頭を抱えてうなり始める私と同行者……。
そこへカップルの女性から「もしかして『ハート剥がせ』ですかね?」という神の声。
「それだ!」と最初の問題が入っていた茶封筒の封印、ハートのシールを剥がしました。

20130713_13.jpg

「スワノバースデー」、これならお嬢様がパーティーを開いた理由も納得です。
しかし同時に「これって『ハートはガセ』とも読めるよね」という危惧もあり、
交流できるんだからいっそ諏訪野さんに直接聞いてしまおう、ということになりました。
「すみません、諏訪野さんって今日誕生日ですか?」
「いえ、私は27歳の誕生日を2月25日に既に迎えていますが」
ガセでした。ハートはガセ。そう、「ハート」はガセだったのです。
今回の謎解きで出てきたハートは、封筒裏のシールの他にあと一つ、カード1です。

20130713_12.jpg

ガセであるハートの指示を無視し、再度「スワノホメロ」を処理していくと、
 スワノホメロ→スワノーメロ→サガノーセト→
 (4,5,1,2,6,3……文字目を「順に抜き出す」んじゃないのかなぁ……?)→
 ーセサガトノ→!?
同じネタで頭を抱えつつ、二度目はすんなり「ノートサガセ」のアナグラム完了。
ちなみにこの問題は、6文字に4,5,1,2,6,3と「順に数を振って並べ替える」のが正解。

ともあれこれで私達はノートを探すわけなのですが、それらしき物を見つけられません。
ここで初めて、情報係にコインを渡してヒントを貰うことを決意しました。
「ノートを探しているのですが見つかりません」
「会場内にノートはいくつもありません。そして今までに必ず目にしているはずです」
テーブルに戻り、探索不足なのか他に秘密があるのかチームメンバーと悩みます。
そこへ「みなさん何をなさっているのですか?」とヒントモードの諏訪野さんが降臨。
「ノートを探しているのですが見つかりません(二度目)」
「なるほど。ノートと申しましても様々なノートがございますね。大きさ、形、性能……」
みんなでピンときました。情報係の前に鎮座していた「ノートパソコン」
再度情報係の下へ行きノートパソコンを持ち上げると、その下にはメッセージカードが。

20130713_14.jpg

こっそりとお嬢様にカードを見せると、パアッと顔を綻ばせるお嬢様。
「みなさん私の大切なものを見つけてくださったのですね!」
「それでは時間が来ましたら、そのことを一緒に祝ってください」
どうやらまだ謎は残っており、最終目標が見えましたがゴールではないようです。

文面からは諏訪野さんにとって何かの10回目の記念日としかわかりません。
お嬢様に直接尋ねても照れ照れとするばかり。いや、可愛い反応ではあるんですが。
そもそも何を祝うべきなのかは、私達が謎を解いて解明するしかなさそうです。
出し惜しみをせずに、残ったコインを使って情報係にヒントを求めると、
「謎を解く鍵は揃っています。必要な情報を集めてください」とのこと。
情報収集の必要性を示唆された以上、諏訪野さんやお嬢様への質問が重要そうです。


■フライングゲットで真相もゲット

何かの10回目の記念日は、お嬢様が祝うに値する節目のものだと考えられます。
10回目……10年目……お嬢様と執事……ここで私が思いついたのは二人の出会い。
「諏訪野さん、お屋敷に来てお嬢様と出会われたのはいつ頃になりますか!?」
「お屋敷で勤め始めてでございますか? おお、そろそろちょうど10年ですね!」
ハッと気付かれたような様子の諏訪野さんとは裏腹に、なんだかもやもやする私。
もしこれが正解だとしたら、あまりにもすんなりと出てきてしまったなあ、と。

余ったコインを全て使って情報係からヒントを得ようとするものの、
現状を打破するまでには至らず、いよいよ手詰まりになりつつ残り時間もわずか。
再度追加のヒントを貰うにもコインも無く、もう一つのチームも同じような雰囲気。
ついに両チーム揃ってのお嬢様へのおねだりタイムの始まりです。
「菜々お嬢様、どうかコインをください! なんでもしますから!!」
「そうね~、私、キンタロー。バージョンのフライングゲットが見たいわ♪」
「上手にできた方のチームにコインを2枚あげるわね♪」
総勢9名の男女がお嬢様を取り囲むように並び、合図で一斉に「フライングゲット☆」
シュールな光景をクスクスと笑うお嬢様、表情を崩さず淡々とした諏訪野さん。
結局両チームがコインを2枚ずつもらい、タイムリミットが迫る中ラストスパート再開。

もらったコインをすぐに、もう何度目にもなる情報係からのヒントに注ぎ込みます。
「カードをよく見て、あるべきものをあるべきところに置いてください」
ここでようやく、メッセージカードの中で妙に浮いているダーツボードに注目しました。
手元にあるものを整理し直すと……なるほど、こんな所を見落としていたんですね。

20130713_15.jpg

ダーツボードにダーツが刺さると、中途半端なキューにも意識を向けずにはいられません。
キューが白い手玉を撞くと、メッセージカードの意味が大きく変わりました。

20130713_16.jpg

祝うべき節目の数が、10から「10 thousand=10000」になったのです。
これでは先ほど確認した勤め始め10周年は、どうもお嬢様の意図とは言えなさそうです。
改めて、どう考えても桁が異常な1万が節目の記念日を考えることになりました。

既出の情報で1万に関わるものが一つ、ビリヤードやダーツの上達に必要な練習回数です。
ひょっとしてお嬢様は、諏訪野さんの長き練習の日々をずっと見守ってきたのではないか?
まずは諏訪野さんに「ダーツやビリヤードの練習をたくさんしてきたんですか?」と質問。
「たくさんというほどではございませんが、どちらも程々に嗜んでおります」
との返答を受け、(きっと諏訪野さんは完璧超人で1万なんて数のうちに入らないんだ!)
みたいに妄想した挙句、お嬢様にも諏訪野さんが1万回くらい練習してないかを確認。
「そうねぇ……どちらもそれなりにできるようだけど、そんな回数はしてないと思うわ」
諏訪野さんの猛特訓とそれを陰ながらカウントしていたお嬢様説は否定されました。

ここでまたしても、カップルの女性が見事な閃きを発揮してくれました。
「10000を諏訪野さんの年齢の27で割ると、なんとなく365に近い感じになるんですよね」
……生まれてから1万日目か!? 365×27=9855、そして今年の誕生日は約4ヶ月前。
正確な数字こそ確認できませんでしたが、どうやら正解が見つけられたようでした。
と、ここでちょうど制限時間終了。お嬢様に促されて各チームの代表者が前に出ます。

20130713_17.jpg

どちらのチームもその手には、メッセージカードとその右上に据えられた小さなカード。
これはもうわかってますねということで、せーので一緒にお祝いすることになりました。
「「諏訪野さん、ご生誕10000日目おめでとうございます!」」
「その通りよ! おめでとう諏訪野!!」
「な……なんと、私は本日で生まれて10000日目だったのですか……!」

貴重なお嬢様のデレを垣間見られる微笑ましいエピローグを見届けながら、
お嬢様の意図を正しく汲んで諏訪野さんをお祝いした両チームの大成功も称えられ、
大変和やかでほのぼのとした雰囲気の中、パーティーは幕を下したのでした。
両チームに対して最後まで本領発揮の機会が無かった情報係の嘆きと共に。
そう。正確な数字を確かめる術は、前説でちゃんと紹介されていたのです。
スポンサーサイト
[ 2013/07/13 13:00 ] イベンティア | TB(0) | CM(2)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。